【MfYS】違いを認める

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Mail from Yamato Suga
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須賀です。

あなたは、相手と自分との違いを知り、受けいれているでしょうか?

あなたと相手、例えば親、子供、兄弟、親戚、親友、友人、知人、上司、同僚、部下、先輩、後輩などとの違いをどれだけ認識し、理解し、それを踏まえたつきあいをしているでしょう?

僕は昨日、姪っ子の遠足に保護者としてついていったのですが、ひとりひとりの子供がまったく違っているのがよくわかりました。
親御さんとずっとくっついている子もいれば、
親御さんから離れてひとりでどっか行っちゃう子もいれば、
お友達とグループで行動しようとする子もいて、
お友達を巻き込んでいくリーダー的な役割をしている子もいれば、
そんなリーダー的存在にくっついていく子もいる。

で、親御さんは親御さんでみんな違う。
僕みたいに、子供が視界に入ってないと不安になるタイプもいれば、
まったく気にせず好き勝手にやらせている方もいれば、
細々と「ああしなさい」「こうしなさい」と言っている方もいる。

ほんとにいろいろです。

どんな接し方が正しく、どんな接し方が間違っているということを話すのが、今日の目的ではありません。
違いを見て、認めましょうということ。

違いを認めていない関係では、こういう考え方を片方が持っている場合があります。
「あなたは私の所有物である」
というのがそれ。
所有感、オーナーシップと呼んだりします。

「あなたは私よりも下位の存在で、無知であり、未熟なのだから、私の言う通りに行動することが正しく、そうでない行動は間違っている」 といった考え方なんですね。

この考え方を元にした接し方をしていると、いずれその人間関係は崩壊します。
そりゃそうですよね。
相手は反発しますから。

親子でも、兄弟でも、夫婦でも、恋人同士でも、上司と部下でも、教師と生徒でも、先輩と後輩でも、どんな関係でも、オーナーシップは人間関係を良いものにしていくためには効果がありません。

では、オーナーシップの代わりにどんな考え方を採用するのが効果的なのか?

まずは、相手との違いを認めることです。
違いは、前にも話したことがあるように、5つの基本的欲求のバランスが違うことから生まれます。
欲求の強さが人それぞれ違うということは、欲求の満たし方も違う。
つまりは、やりたいこと、好きなことが違う。
それを無理矢理変えさせられるのは、ストレスなわけです。
そこを認めましょう、まずは。

で、その次。
そうは言ってもやるべきことというのはあって、やってもらう必要があるとします。
その場合は、共通の目的、得たい結果について話し合います。
交渉するわけです。
相手の意見をちゃんと聞いた上で、こちらの意見を相手が受け取れる形で伝え、共通の目的のために協力するイメージ。

交渉するのは、慣れないと難しいと思いますが、オーナーシップを続けるよりもずっと効果的です。
(僕も慣れてるわけじゃないんですが…)

そもそものところの「相手にも人格があり、基本的欲求の満たし方が違うんだ」ということを納得するだけでも、大きな違いは出ます。

試してみる価値はありますよ。

ちなみに、仲の良い友人関係では、最初からそうしているはずです。

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