小さな一歩を体験する。

 
須賀です。

母校のOB訪問、無事に終えました。

簡単なスライド資料を用意して、
「なぜマーケティングするのか?」
「マーケティングとはなにか?」
「どうやってマーケティングするのか?」
「今すぐ試してみよう」
という順でマーケティングの全体像を解説。

とっても理解力の高い生徒たちばかりで、
「ちょっと難しいかな?」と最初は
思っていましたが、大丈夫だったよう。

途中、「今すぐ試してみよう」のところで
PASONAの法則を使ってコピーを書く、
という実習をしたのですが、突然のお題にも
的を射たコピーになっていて素晴らしかった。

コピーの基礎力って、どんな職業でも
応用可能だし、持っているとすごく便利。

プレゼン資料を作るときなんかにも使えるし、
お客さんとのメールのやりとりでも使えるし、
プライベートなやりとりでさえ使えるもの。

人の感情を動かして行動を促すスキルなので、
その基礎を知っているといないとでは結果に
大きな違いが出て当然です。

こういうことに、高校生のうちから触れて
いて、どんどん使って伸ばせていけるなら、
経験を積むにつれてAIでも勝てないような
すごいコピーライターになるのかも。

キッカケって大事なものです。

僕自身もフリーランスになったキッカケは
高校の先輩から「ライターやらないか?」と
声をかけていただいたから。

小さなキッカケからスタートして、
もうライター歴としては14年くらい。
(書いてる量は少ないけど)

不思議なものです。

で、今日の生徒たちには宿題を出しました。

これ、いろんな起業塾とかでも最初に
出される宿題で、「ヤフオクでモノを売る」
というもの。

不用品を売る、という発想だとただの
お小遣い稼ぎ感覚のままなのですが、
仕入れて売る、感覚だとビジネスに近い。

例えば、親の不用品を仕入れて、ヤフオクに
出品して、落札されたら、その金額の10%を
手数料としてもらう、とするとどうでしょう?

アカウントを作るところから始まって、
各種設定をしていき、商品を出品する。

出品の際には、商品情報のところでは
教わったPASONAの法則を使って書いて、
他の出品者のを真似したり、落札相場を
調べて金額設定をしたり。

落札されなければ価格を見直したり、
コピーを改善したり、写真を撮り直したり、
いろいろやってみるといいのです。

ひとつひとつのチャレンジが経験になって、
ビジネス感覚が養われるのですよね。

小さな一歩なのですが、これをするか?
しないか?で、体験の蓄積が変わります。

やってみたら、案外簡単だった、
思いのほか難しかったけど勉強になった、
などなどあるわけです。

彼らには、ぜひ取り組んでみたもらいたい
宿題です。

もし、あなたもやったことがなければ、
取り組んでみてください。

小さなチャレンジ、大事です。

では、また。

 

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