黒く塗れ

須賀です。

ローリング・ストーンズの曲で
『Paint It, Black』ってのがあって、
黒く塗れって意味ですよね。

歌詞はよく知らないんですけどね、
失恋した過去を黒く塗りつぶす
みたいな内容だと聞いたような。

男性の恋愛は「名前をつけて保存」で、
女性の恋愛は「上書き保存」だとか、
そんなわかるようなわからないような話も
聞いたこともありますが。

で、「過去」についての格言的なもので、
僕が好きなのは「過去は生ゴミ」です。

一言で言えば、適切に処理せよ、
ということだと思うのです。

放置すれば腐って異臭を放つ。

過去を放置せず、適切に処理する、って、
どういうことだろうか?と思うのです。

ズルズルと引きずるのではなく、
きちんと終わらせて区切りをつける、
そういう意味合いなのかもしれません。

これ、恋愛に限らず、友人との関係でも、
仕事上の取引でも、ときには、親族でも、
しっかりと終わらせること、大事です。

バサッと切る。

「もしかしたら…」を手放す。

あってもなくてもいいものは、
ないほうがいい。
という言葉も聞いたことがあります。

そう思います。

よく、日本語では白紙に戻す、と言いますよね?

それもひとつの方法なのですが、
黒く塗るのも、またひとつの方法で、
なかったことにはできないなら、
なんだったかわからないようにしちゃう。

そういう意図もあっていいのかもしれません。

どんな人間関係であっても、
絶対に必要なものはない、と僕は思います。

親子であってもそう。

しかたがないときはしかたがない。
近くにいないのが愛の場合もある。
愛の表現は多様であっていいので。

で、結局、何の話なのか?というと、
人間関係の「更新」を恐れなくていい
ってことなのかなと思うのですね。

生き方、働き方が変わった世界で、
「これまで」に縛られていたら、
そのほうが生きづらくなるでしょ?

「そうだよね」と思うなら、
これまでは黒く塗ってもいいのでは?

真っ黒になったキャンバスはどうするのか?

そこに上書きしてもいいし、
まっさらな新しいキャンバスに変えてもいい。
好きにしたらいい。

ちなみに、まったく関係ないのですが、
僕はいま、じわじわと伸びた髪を
ピンクに染めることを考えています。

事故みたいな提案をもらいまして…
でも、提案されたからにはやってみようか?
一生に一度くらいはいいのかも。

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