【MfYS】レクチャーって、頭使う…

須賀です。

あなたは、人になにかをレクチャーするとき、どんなことに気をつけているでしょう?

僕は昨日、久しぶりにセミナーの音響をレクチャーしていました。

セミナーで音響を担当するときの一通りの流れです。
スピーカーやミキサーをセットアップするところから始まって、
ミキサーの使い方、
進行に合わせた選曲、
曲をかけるタイミング、音量、
それから片づけ方ですね。

僕はいつも、
「セミナー音響なんて、シーンに合わせた曲を選んで、タイミングを見て再生ボタンを押して、音量を調整する」
それだけのシンプルなことだと思っているので、
誰にでもできるもんだと考えています。

「やってみたい」と思っているなら、
すぐにできるようになります、実際。

ところが、です。

やることはシンプルなんですけど、
それを教えるとなると、
案外シンプルにいかないもの。

これって、
子供に勉強を教えるのと似ていて、
相手の「わからない」部分がなにか?
ってのがわからないことが多い。

こちらの当たり前が相手に通用していない。

なので、
まず、相手が理解できる言語で話して、
同じ知識をわたして、
その使い方を伝える、
っていうようなステップが要る。

この「相手の理解できる言語で話す」のが、
頭使います。

昨日の音響なら、まだ共通言語が多いので楽なほう。
それがパソコン初心者にMacの使い方を教えるとかになると、伝え方が難しい。

「Finder開いてみて」が通じない。
「一番下に並んでるやつの、左端のをクリックして」に言い換えが必要。

一個ずつ、わかるように伝える。
頭使う。根気もいる。

人になにかを教えるときは、必ずそうでしょう。
必要なことだと覚悟してやらないといけない。

で、こんな状態を表現するのに、いいのを教わりました。
企画書の書き方を教わったときのことなんですが、
「相手のまっさらな脳の中に、自分の脳にあるものをコピーする」
んだと。
だから、
「これくらいは予備知識として共有されているはずだ」
とか、そんな甘い思い込みは最初から捨てなきゃダメなんだと。

相手がちゃんと理解できるように、
こちらがちゃんと伝え方を考える。

わからないのは、
相手の理解力の問題ではなくて、
こちらの伝え方の問題でしかない。

端折らず、めんどくさがらないことが、
最大のポイントでしょうか。

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Mail from Yamato Suga
2014/03/29
発行者:須賀和

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