あなたの住んでいる地域にゲリラ攻撃があるとしたら、どのように対処するでしょう?
ゲリラ豪雨じゃないですよ。
ゲリラ攻撃です。
ゲリラネタだからといって、このあと長倉さんの話は出てきません。
実は11日、埼玉県の加須市で、
市民を対象に行っている防犯や災害情報などのメール配信サービスで
「この地域にゲリラ攻撃の可能性があります。屋内に避難し、テレビ・ラジオをつけてください」
というメールが実際に流れたんです。
ゲリラ攻撃です。
ニュースを見ている方は知っているかと思いますが、
もちろん、誤って配信されたメールです。
でも、これの配信元は、
国の「J-ALERT」という機関だそう。
システムエラーで配信されてしまった、ということですね。
誤って配信され、余計な不安をあおったとか、
そういう意味で、自治体に対する批判がされたりするんでしょう。
それはいいでしょ。
でも、僕が注目したのは、
情報の配信元の「J-ALERT」っていうところは、
ゲリラ攻撃の可能性があります
っていう文面の注意喚起をあらかじめ用意しているってこと。
つまり、
ゲリラ攻撃の可能性
は、現実的にあるんですね。
ちゃんと想定されているわけです。
ただ、ゲリラというのは、
本来は現政府を転覆させる目的で政府と戦うものであって、
戦闘の相手は市民ではありません。
なので、市民が殺戮されるということは、基本的にない。
むしろ、市民を味方につけることのほうが重要。
ということは、略奪と強奪とか強姦とか、
そういったことはしないはずなんです。
現政府よりもゲリラのほうが頼りになると思わせなきゃいけないんで。
(ちゃんと教育されたゲリラなら、ですが…)
実際に戦闘が起きたら、
その近くにいると、巻きこまれる危険はあるので、
注意は必要ですけど。
まあでも、
日本では、アラブの春みたいなゲリラ戦による革命は、
なかなか起きるものではないと思いますが。
革命が起こるときに必要なのは、
市民の間で現政府に対する強い不満の蓄積で、
それがないと、ゲリラの運動そのものが拡大しない。
ちなみに、このゲリラ戦のやり方をマーケティングに取り入れているのが、
イデアパブリッシングの方々、ということになるんでしょう。
で、今日の本題は、
ゲリラ戦のやり方の話じゃなくて、
実際にゲリラ攻撃があるとしたら、
どうすんの?ってこと。
そんなの起こりえないでしょ(笑)
というスタンスでもいいと思いますよ。
でも、それって、
自分の住んでいる地域には、
大きな災害なんて起きないよ。
とタカをくくっているようなもの。
地震、雷、火事、おやじ、じゃないですけど、
危険はいつもあるわけですよね。
災害地域の映像なんかを見て、
「あら~大変ね~」
で済ませるだけでなく、
もし自分の身に起こるとしたら?
という、
自分ごとの意識って、必要だと思います。
ちょっと話は飛躍するかもしれませんが、
人が行動するときっていうのは、
他人事から自分ごとに変わったときだと僕は思っていて、
自分ごとに置き換えられる能力の高い人、
そういう想像力のある人、
は、行動変容が起きやすいと感じます。
さらに言い換えると、
相手の立場に立とうとして、
相手の気持ちを理解しようと努める人、
そうなることが、
いろんな場面で重要だと思うんです。
プライベートでもビジネスでもそう。
僕はプライベートではこれが苦手で、
わがまましか言わないんですけど、
ビジネスの場面では気をつけています。
お客さんが、
なにをどう見て、
どう感じて、
どうしたいと思っているのか?
それを知るために、よく聞くことを意識します。
話があちこち行きましたけど、
今日の結論としては、
自分ごと
を意識する、ということです。
今日はぜひ、
「太陽フレア」を自分ごととして意識してみてください!
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Mail from Yamato Suga
2014/09/13
発行者:須賀和
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