在宅の女性だからやってほしい仕事

須賀です。

前回の記事は
「いま雇用を生み出すには?」
というテーマで書きました。

その中でも農業について
触れたのですが、ふと思うのです。

かつての鍬(くわ)農耕社会では
女性が8割の食料を生み出していて、
生活の中心的存在だったとのこと。

これが牛や馬に引かせる鋤(すき)
中心の農耕になって男性が力に
ものを言わせて「実権」を握る
社会に移行していったという。

生物学的な特徴として、
女性は妊娠と出産、授乳という
役割があるので、その「延長」で
家事を中心的に担うようになった。

家の近くでできることが中心。
だから、鍬での農業は近所の畑で
女性が中心的に行っていた。

妊娠中でも子どもをおぶっても
鍬は使えるからですね。

そこから、
男性は体力と移動力によって
狩猟を担当していたのが、鋤の発明で
大規模農業の中心になっていった。

ここから男性優位の社会が形成されて
今にいたるわけですけどね。

この構造の揺り戻しがいま、
来ているとも考えられます。

男性が優位であった社会が
本格的に揺らいできている。

「出勤」という移動が必要なく、
在宅や家の近くで仕事できるなら、
仕事、生産の中心を担うのは
男性である必要はありません。

むしろ、これまで育児をしながら
在宅で仕事をしてきたような女性は
いま、むしろ活躍どきなのかも。

出勤しなくなったダンナが家に
いる以外には、それまでとあまり
変わらない日常なのかもしれない。
(もちろん人によりますが)

ただ、今までも在宅中心で仕事を
してきた女性は、これ以上仕事を
増やせない、どころか、減らしたい
希望が出てもおかしくない。
(家事・育児の時間が増えたりで)

とすると、それを補ってくれる
人がいたらありがたいですよね?

ここで思い浮かぶのは、
バイト先を失った学生とか
フリーターとかです。

パソコンが手元にあって、
ワード・エクセルくらい使えるなら、
できる仕事あるはずです。

既存の企業の事務仕事的なもの
を引き受けることもできるはず。

教えたらできるようになるし。

ま、これまで通りに仕事のある
会社がどれくらいあるか?も
問題になります。

企業になくても、個人でできることは
他にもあります。

そこで、
僕が思いついたアイデア。

これまでネットを使って仕事を
してこなかったところ向けに
ネットでできることを提案する。

例えば、
ホームページなど持っておらず、
オンライン販売の手段のない
農家や飲食店向けの卸売業者などの
ページ作成を請け負えばいい。

ページ持っててもうまく活用できて
いないとこも含めてです。

これ、不思議なんですが、
いまだにホームページの制作費用が
100から150万円かかるもの、と
思い込んでいる人がいるものです。

そんなバカな!?ですよね?
制作会社の言いなりになる必要は
まったくありません。

WIXとかでほぼ無料でできるのに。
それで作ったもので充分なのに。

代行で作ってもらうとしても、
30万円かかったら高いんじゃない?

とてもシンプルな作りで、
・商品やサービスの写真
・どういった商品、サービスかの説明
・購入のための決済システム
・PPや特商法などのページ
これだけあればOKでしょ?

「デザインがー」とか
「クオリティがー」とか
後で考えればいい話。

必要な要素を電話で聞いて、
それを元にして在宅の人たちが
ページを作ってくれたらいい。

それなりに見栄えのいい写真と
わかりやすいテキストがあればいいだけ。

例えば、
ページ作成の代行が一件5万円としたら、
在宅ワークで作る人は月に2件やれば10万円。
学生のバイトや主婦のパートならそこそこですよね?

作成を依頼する側としても、5万円なら
お願いしようと思えるのでは?

ページができたら、あとは紹介依頼とかして
拡散してもらって、適宜、様子を見て
広告配信も検討すればいい。

この話の流れでポイントになるのは、
・簡単なページ作成とかやってみたい!
っていう在宅ワーク希望の人と、
・オンラインのシステム取り入れたい!
っていう農家さんとかの
マッチングをどうするのか?
ってところ。

そういう仕組みを作ればいいんですよね。
仕組みの運営側はページ作成者と依頼者から
それぞれ紹介手数料をもらえばいい。

誰かやる人いませんかね?
すでにこういうのあるのかな?

ないとしたら、
僕がやればいいのかな?

一緒にやってみたい人いたら、
ぜひ、お声がけください。

ちなみに、
なんで今日のタイトルに
「女性だから」と入れたのか?

女性のほうが細やかだからです。
感情表現も豊かで、消費者感覚も
強いので、オンラインの販売では
女性のほうが圧倒的に向いています。

アリババも幹部は女性のほうが
多いって聞いたことがあるし。

これはとても重要な要素。

それに、男性はコロナ騒動が落ち着いたら
外に出る仕事に戻る可能性が高いから、
一時的な副業感覚になりますよね。

男性は朝早く起きて会社に行き、
残業をして飲み会して、夜遅くにひっそり
帰って来てくれるのがいいのです。

で、家にいる女性は、
「あなた、お仕事お疲れさま、
 家族のためにありがとう」とか言って、
チューしておっぱいとお尻を揉ませとけば
OKなのですよ。(極端に言えばね)

女性が家でやることに注ぐエネルギーと
時間を少しでも確保するためにもね。

在宅の女性にお願いするほうが
持続性が高そうと思っているわけです。

これからの社会は男性優位が崩れて、
かといって女性優位になるのでもない、
50:50に近づくのかもしれません。

追伸:
外に出て活躍したい「自立した女性」は
怒るかもしれませんが、そういう人は、
こういう記事にいちいち反応してないで
自らの道を切り拓いていってください。

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