須賀です。
昨日はインプットとアウトプットの話を
中心的にしました。
続きとして、より具体的なインプットの
仕方を考えてみたいと思います。
インプットと言っても、例えば、
YahooニュースとかNewsPicksの
情報を端から端まで読むという方法は
あまりしないでしょう。
以前なら、契約している新聞の一面から
最後まで読む、みたいは人はいたかと
思いますけど。
なんでもいいから頭に入れる、という
方法にも、自分のまったく知らない、
興味のなかったジャンルの情報が入って
脳の新しいところが刺激されていい、
って側面はありますが。
いま、多くの人の情報収集って、
いろんなニュースサイトやSNSなどで
シェアされている情報のタイトルを見て
気になったら読む、というスタイル。
ここで重要なのは、「気になったら」
って部分です。
ということは、自分の気にならない
情報はどんなに役に立つ内容であっても
取り入れることができなくなります。
これだと、自分の好きなジャンルの
情報ばかりに偏ることになります。
つまり、いつも同じような情報ばかり
取り入れていることになる。
そんな気、しますよね?
じゃあ、どうやったら自分に役立つけど
目に入っていない情報を取り入れられる
ようになるのか?
ひとつの方法をご紹介しましょう。
まず、昨日の最後ににも書きました、
自分の理想の状態を書き出してみます。
次に、その状態にもっとも近い知人や
友人、有名人などを探します。
で、その人が「読んでいる」本を
聞いたりして調べて、読んでみる。
この時点で、普段の自分なら手に取らない
本を読み始めている可能性がある。
その本の内容、ジャンルに興味を持つ
ことができると、今度はニュースサイト
などでも新しいジャンルの知識に
アンテナが立つようになります。
これ、ポイントは、理想の状態の
もっとも近い人が「読んでいる」本
としたことです。
その人が「書いた」本ではありません。
「読んだ」本を読むことで、その人を
形成している情報にアクセスできる。
そうなると、共通言語が頭の中に
できるので、その人に近づきやすい、
と考えているわけです。
有名人だと、過去のインタビューなどを
探すと、座右の書とか、影響を受けた
本とか、出てることもあります。
知人や友人なら、直接聞けばいいですね。
ちなみに、理想の人が「読んでいる」本が
わからなくても大丈夫ではあります。
自分の理想の状態をイメージして、
近づきたいと思うだけでも、脳の中の
網様体賦活系が働いて情報収集の回路が
変わると期待できるから。
というわけで、インプットの内容が変わると
人間としての幅、知性の発達にもつながる
と思いますので、お試しあれ。
では、また。
コメント