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Mail from Yamato Suga
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須賀です。
あなたがいま、感謝できることはなんでしょうか？
いろんなセミナーや本で、感謝の大切さを伝えていますよね。
感謝をテーマにした物語なんかもよく好まれます。
映画で言えば、『ペイ・フォワード』なんかもそう。
感謝に関する格言も多いし。
で、あなたもどこかで聞いたことがあると思います。
「ありがとうと口に出して100回言おう！」
みたいなやつ。
「ありがとう」って、たくさん口に出す人ほど幸せな人生を生きているのかな、なんて思ったりしちゃいます。
僕は昨日、一日に何百回も「ありがとう」を口に出している人に遭遇しました。
それはどこの誰か、と言うと、
京都の市バスの運転手さん
です。
その運転手さんは、乗客ひとりひとりに対して、
「はい、ありがとうございました」
と言っていたのです。
終点の京都駅でそのことに気づいたのですが、僕も運賃を払ってバスを降りたときに、ふと気づきました。
「口に出して言うだけで幸せになれるなんて、ウソだな」
と。
なぜか？
それは、その運転手さんが明らかにイライラしており、しかめっ面だったからです。
「ありがとう」という言葉を口に出しさえすれば、感謝の念が湧き上がってくるわけではないですよね。
で、僕が伝えたいのは、「ありがとう100回」に意味がないよ、ってことではないんです。
ポイントは、
感情が伴っているかどうか？
ってこと。
そりゃそうですよね、
感謝の言葉にも感情がこもっていなければ意味がない。
逆に、感情のこもっていない感謝の言葉は、無意味です。
感情の質が人生の質を決める、と言われるように、どう感じるかが重要。
感謝することにかぎらず、行動には必ず感情が伴っているので、その行動にどんな感情が伴っているのかを意識したほうがいい。
なんでもそうです。
料理でも、めんどくさいと思いながら作ったら、めんどくさい味がするでしょ？
感情は重要な要素です。
いま感じている感情のままでいることが、自身の望んでいる状態なのか？
その感情から望む感情に変えるとしたら、なにが必要か？
そのためにすぐにできる行動はなにか？
すぐできる行動は、フォーカスや意味づけを考えることでアイデアが湧くはずです。
感情に敏感になり、感情が自分でマネジメントできるよう、いろんな行動にストックを持っておくといいのではないでしょうか？
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