男尊女卑は悪い考え方なのか…?

あなたは、人のどんな発言に反応するでしょうか?

先日、僕はこんな場面に遭遇したんですよ。
セミナーのあとにですね、受講生の方がこんな内容のことをおっしゃっていたんです。
「講師の方、教えてくださる内容はすごく勉強になるんだけど、ときどき出る男尊女卑的な発言は良くないよね。これからは女性が力をつけていく時代なのに」
と。

聞いた直後は、僕も
なるほど、そうだよなぁ。
と思いました。

だけど、それから時間が経って、
でもどこかそれが気になって、
僕なりに考えてみたんですね。

僕の解釈では、
男尊女卑、という考え方は、
男性上位で、女性を見下しているかのような、
要は「女性差別」的な考え方ですよね。
これは、いまの日本では問題があるかもしれません。

ただし、この講師の方が、ここまでの考え方かというと、
そうではないでしょう。

むしろ、
男性が男性らしく、女性(家族)を守る立場になったほうがいいんじゃないですか?
というメッセージに近い、
と僕は感じています。

これは女性がどうあるべきという話ではなく、
男性に向けて、男性性を刺激するための、
いわば煽りのようなもの。

この講師の方のメインターゲットは、
起業家精神のある男性
ですから、
どうしてもそういう傾向のメッセージが強くなる。

そこに女性が入れば、
「男尊女卑的だ!」
と感じても無理はないのかもしれません。

そう。

これは、ターゲットの問題です。

男尊女卑でもいいとか、それは絶対にダメだとか、
そういう話ではない。

起業したい男性をターゲットにして、
その人たちに刺さるメッセージを考えたら、
家族(奥さんや子供)を喜ばせたい、楽させたい、一緒に幸せになりたい、
といった要素が組み込まれるのは当然と言えば当然。

ま、しょうがないんです。

ある意味では、
ターゲットを絞るということは、
その分、批判が出ることも覚悟する必要がある。

メッセージの内容が強烈であればあるほど、
その反対派からの攻撃も強くなる。

これが逆に、
女性の自立を支援します!
という立場だと、
それこそ男尊女卑的な人から非難があったりするでしょう。

どの立場から、誰に向けて、どんなメッセージを発信するのか?
それが明確になればなるほど、
批判や非難も出る。

ということは、
批判や非難が出るということは、
それだけポジショニング、ターゲットが絞られている
と考えることもできますね。

あっちを立てればこっちが立たないわけです。

みんなに好かれることはできないわけですから、
嫌われても、怒られても、批判されても、
しかたがない。

ポジショニングとターゲットを絞るということは、
相応の覚悟も必要だと言えるのかもしれません。

だけど、その分、
自分のメッセージに共感して、
ファンになってくれる人の濃度も濃くなる。

さじ加減、バランスをどうしても考えることになるんでしょうけど、
まずはやはり、絞れるだけ絞った、
ピンポイントのほうが、
メッセージを伝えやすいし、伝わりやすいでしょうね。

そう思います。

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Mail from Yamato Suga
2014/06/09
発行者:須賀和

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