人は二度死ぬ…

あなたは、何年後に死ぬ予定でしょうか?

5年後?10年後?20年後?30年後?

人それぞれ、残された時間の長さは違います。

不慮の事故によって、今日、亡くなるかもしれない。

だから、
今日を一日一生と受けとめて、
悔いなき一日を過ごしましょう、
とかいうのは、よくある話ですね。

もっともだと思います。

ただ、
この話には、あまり現実感がありません。
今日、明日死ぬかも…
とは、なかなかイメージできないもの。

自分がいつ死ぬかなんて、
なかなかイメージできないかもしれません。

たしかに、
明日の可能性もあるけど、
もしかしたら、
120歳まで生きながらえることもありえる。

ただ、おそらく、
あなたは、ひとつの目安として、
80歳をイメージしているのではないでしょうか?

日本人のだいたいの平均寿命です。

ここが現実的なラインかもしれない。

日本人の多くは、
80歳くらいまでは生きのびるってことですね。

なので、80歳で死ぬまでに、
あれをやっておこう、
これをやっておこう、
などなど、
考えて人生設計して、実行していくんだと思います。

それはそれでいいです。

タイトルの、
人は二度死ぬ
って話。

これ、以前どこかで聞いた話なんですが、
人は、死のタイミングが二回あるんだそう。

一度目の死は、
肉体的な死ですね。

あなたが息を引きとるとき。

そのあと、さらに、
二度目の死があります。

それは、

あなたのことを知っている人が、
誰もいなくなったとき。

この二度目の死を、
社会的な死と呼ぶそうです。

二度目の死までにかかる時間は、
人によって違いますね。

永遠に生き続ける人もいます。
モーツァルトとか、そういうケース。

逆に、不幸な例で言えば、
孤独死の場合は肉体的な死よりも前に
社会的に死んでいるのかもしれない。

どちらも極端なケースですが、
多くの場合は、
自分の子供、孫が死ぬときに、
自分のことを知っている人はいなくなる
ということになるはず。

ここで考えたいのは、
自分のことを、誰がどんなふうに知っているのか?
ということですよね?

ネガティブなイメージで記憶されるのか?
ポジティブなイメージで記憶されるのか?

つまりは、
あなたがいま、生きている間に、
誰にどんな影響を与えているのか?

また、これから、
誰にどんな影響を与えていくのか?

どのように記憶されるような自分で
ありたいのか?

ちょっと考えてみても、いいのではないでしょうか?

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Mail from Yamato Suga
2014/11/04
発行者:須賀和

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