【MfYS】決め打ちの弊害と新しい情報と再構築と…

須賀です。

あなたは、ずっと信じてきたことが急に疑わしくなった、って経験、ありませんか?

僕はここ数日、原稿のために引きこもっているんですが、
この原稿のために、新たに調べたことによって、
全体のストーリーに影響が出たりするんですね。

具体的には書きませんが、要はこういうことです。

Aという商品を販売するための、基本ストーリーをまず考えました。
Aにまつわる中心的な人物はBさんです。
Bさんは主にCの事業を成したことで知られていて、
それを支えた人にDさんがいます。

Aという商品を印象づけるにはBさんの人物像がカギだと僕は考えています。
で、そのBさんがしたことで重要なのがCなんです。
このCが基本ストーリーでもっとも大事なポイント。

ところが、です。
Cについて細かく調べているうちに、
「どうやらCは眉唾ものだ」
ということがわかってきたりもするんですね。

実際に、Dさんは眉唾のCを眉唾に仕立てあげた張本人だったことがわかったりもする。

となると、
基本ストーリーの中心に置いていたCの事業は、
このまま中心に置いておいていいのか?
という疑いが生じるわけです。

最初からやり直しか?
と思いきや、今回は基本ストーリーのままでいけそうなんです。

いつものようにわかりづらい例だったと思いますが、
こういうことってあると思うんですね。

一見すると清楚で奥ゆかしくて控えめで、
なんだか守りたくなっちゃうような女性とお付き合いしてみて、
何度かデートをしてみる。

それで、どうしても気になって過去の恋愛遍歴を聞いてみちゃったら、
その雰囲気どおりに押しに弱いのか、
元カレは10人以上いて、驚いたとか。

なんというか、言葉にならないですよね。
(僕の経験談じゃありませんよ)

この例えを入れたほうが良かったのか良くなかったのか、
いまいちわかりませんが、
要は、
なにかに対する思い込みが新たな可能性の弊害になる場合があるんですね。

上の原稿の例で言えば、
新たな情報が見つかって、それがより本質に近づくものであるなら、
新しいほうを中心にして再構築したほうがいいんです。

恋愛の例でも同じで、
経験豊富は人だからこその楽しみがある、
とか考えればいい。

つまり、それまでに持っていた自分の思い込みだけを基準にして、
それにそぐわない情報を排除しようとするのではなく、
新しい情報を受けて、
「じゃあ、どうしようか?」
とフラットに考えられるスタンスがあるといいんじゃないかな、と。

柔軟性はパワー、
と以前教わりましたが、
この考え方は、あらゆるジャンルで役に立ちます。

柔軟性はパワーです。

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Mail from Yamato Suga
2014/04/10
発行者:須賀和

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