三連休、運動会、台風

あなたはこの週末の三連休、どんな予定があるでしょう？

僕はおそらく、コピーを書いています…
文章を書くことに苦手意識はないんですが、
長考で遅筆なので、一本書くのに時間がかかるタイプ。

息抜きが長い、と言われればそれまでですが、
それが僕のスタイル。
ま、それはいいとして、
この三連休に、お子さんなりお孫さんの運動会がある、
という方も少なくないでしょう。

僕の姪っ子もこのタイミングで運動会があるので、
見にいくんですが、
毎年、微笑ましく見つつ、ちょっと引きます（笑）
引く要素はふたつ。

ひとつは、
マスゲーム的な要素。
これはあえて説明しません。
軍隊式のあれだから、ってやつです。

みんなで同じひとつのことをやって、
その揃った感じをスゴイ、美しいと思うことは思いますが、
恐怖も伴います。

保育園とか幼稚園とか小学校低学年なら、
「可愛らしい」でいいとは思いますよ。

でも、
中学とか高校とかの組体操の映像なんかを見ると、
その練習するより、体力をつけるための体育の授業を
優先したほうが、子供のためにはいいはず、
という気もします。

組体操で◯段成功！とかって、体育教員の自己満足も
大いに含まれてると思ってしまうタイプ。

もうひとつは、
カメラですね。

気合の入ったカメラマンが大勢。
それもプロ仕様の本格的なカメラがけっこう見受けられます。
脚立まで用意していたり。

プロ仕様のカメラが手軽に購入できるようになって、
写真が趣味、という人も増えているんでしょうけど、
「そこまでしますか？」と感じてしまったり…。

記録の残したい、という思いがあるのはあるでしょう。

でも、ふと思うのは、
子供は、いい写真を撮ってもらうより、
「がんばれー」とか、そういう言葉が聞こえること
じゃないかなぁ、というところ。

子供は、キレイな写真や動画を撮ってもらいたい、
のではなく、見てもらいたいんじゃないですかね？

もちろん、
見に来られない人のために映像にする、
という理屈もわかりますが。
人それぞれ、いろんな状況があって、
いろんな考え方があると思います。
僕の印象は、上のようなこと、ということで、
ご理解ください。

で、
この三連休は台風の影響がありそうです。
運動会が延期や中止になったりするところもあるでしょう。
そういえば、と思い出したんですが、
僕の通っていた高校には、
雨天決行の原則
というものがありました。

運動会でも文化祭でも強歩大会でも各種スポーツ大会でも、
他校を交えての湘南戦でも熊高戦でも、
天候にはいっさい関係なく、必ずやる。
実際に熊高戦のときは大雨の中、騎馬戦やった思い出がある。
（いまでもそうかは知らない）
男子校だったから、というのが理由のひとつだと思いますが、
教員が「授業を遅らせたくない」みたいな都合もあったのかなと
そうも思いますが、
基本的には、
「天候が悪いとか関係なく、やると決めたことはやる」
みたいな話なんですよね。

これのほうが軍隊式じゃないの？とか思われるかもしれませんが、
僕の解釈は案外そうではなく、
条件が悪くなろうと、やろうと決めたことは最後までやる
という考え方が育成されたように思います。
その条件の中でできることをやる、どうやってできるかを考える、
その基礎が培われたように思うんです。
できない理由や言い訳を作らない、という感覚でしょうか。
たとえコントロールできないことだとしても。

ただ、
この連休に来そうな台風はかなり強力なもののようですから、
必要以上の無理はなさらないでくださいね。

こんな状況でもできることはないか？
どんなことができるか？
代わりにできることはどういうものか？
を考えて、やってみてはどうでしょう？という提案です。
ちょっと視点を変えると、見えるものが変わってきますよ！
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