理解不能な言動…

あなたは、どんな理解不能な言動をしているでしょう?

と言っても、自分ではそれがどんなものかわかりませんね?

人から指摘されて、はじめて気がつく類のものでしょう。
ま、自分ではなかなかわからない、ってことです。

でも、
他人の理解不能な言動って、目につきますよね?

僕の場合、
そういう場面に接すると、
「?」となってから、徐々にイライラが高まります…

たいていの場合、
最初は、
「なんでこんなことになっているんだろう…?」
って不思議な感じになりますね。

それが時間が経つにつれて、
「それでOKだと思ってるのって、異常だろ…」
とイライラしちゃうわけですよ。

これは僕が未熟だからってことでいいんですけど、
こんなときに、
自分はどうやって気持ちを切り替えるのか?
ってところがポイントですよね?

僕が学んだ切り替えかたを書いておきます。
自戒も込めて。

ひとつは、単純に見方を変える。

斎藤一人さんのお話で学んだのは、
「自分はこんなことをするような人間に育てられなくて良かった」
と、考えるようにすること。

アイツはこんなやり方をする、言い方をする、
まったく理解できない、許せない、
でも、
それに怒りを覚えるということは、
自分はそれを、同じように周りの人にはしていないはず。

だから、
そうやって育ててくれた、あの人やこの人に、
感謝できるようになるんじゃないか?
と、おっしゃっているんですね。

はい、そう思います。

また、反面教師として活用することができる。

それから、もうひとつ。

心理学的な見方をしてみる方法です。

なぜ、その人はその行動を選択するのか?
もしくは、行動を選択しないのか?

それを推測します。

人はいつも、自らの基本的欲求を満たそうとして、
なんらかの行動を選択します。

その行動は、必ずしも健全なものではありません。

うつや身体の不調を訴えるのが、
周りの人の注意をひくため、
というケースがあるように、
不健全な方法で欲求を満たすこともある。

なので、
人が理解不能な行動を起こすときには、
なにか満たされない欲求を、その不健全な方法で
置き換えようとしている、とみなすこともできます。

人に迷惑をかけることで、
自分の存在感を浮き立たせようとしたりするんですよ。

身に覚えがある、という人は少ないと思いますが、
周りにこういう人がいる、というケースは多いでしょう。

こういう人にどう対応するか?

惑わされないように距離を置く
のが一番です。

そうもいかないときには、
相手の期待にコントロールされないように、
うまく交渉する必要があります。

「あなたの状況、状態はいいとして、
 じゃあ、どうしましょうか?」
って感じですね。

「いま、なぜそうなのか?」
と、原因を追求してもしょうがないんです。

そうしても、相手から返ってくるのは言い訳だけ。
できない理由、やらない理由などを聞く時間はムダ。

先に進むためにはどうしましょう?
を一緒に考えて、行動を促すこと。

というわけで、
いろんな人間関係でいろんなことが起こります。

振り回されずに、自分を保っていきましょう!

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Mail from Yamato Suga
2014/10/11
発行者:須賀和

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