「コピペだけで儲かる!」って謳い文句、
一時期流行りましたよね?
最近見なくなりましたけど。
あれってなんだったんでしょう?
なにをコピペしたらよかったんでしょうか?
ホントに儲かったんでしょうか?
僕は触れなかったので真相は謎のまま、
になってしまいました…。残念。
ただ、それよりも面白い話。
そもそもの、あの手の煽り文句の
「原型」が入手できました。
原型、つまりは「元ネタ」です。
いきなり結論から言いましょう。
元ネタはですね、
実は、
「あの人」
なんです。
そう、
神田先生
です。
「え? 神田先生って、
かの有名な神田昌典先生ですか?」
はい、そうです。
神田先生がコピペの元ネタです。
で、ここで考えてほしいのですが、
「コピペ」ってなんでしょう?
答えはシンプル。
コピーしてペースト、でしょ?
基本的なパソコン用語ですけど、
「そんなチープな表現と神田先生を
一緒にするなんて冒涜だ!」
とか、言いたくなるかもしれません。
そうとも言えない。
なぜか?
答えは「顧客獲得実践会」にあります。
僕はこの会の詳細については知りませんが、
知っている方から聞いたお話をまとめると、
その名の通りで、顧客獲得を実践する会、
なんだとか。
それも、ただひとり黙々と実践するのではなく、
会員がお互いに「実践報告」をして、
「この方法がうまくいったよ!」
「これを試したけどイマイチだった…」
「他業界のチラシを真似したらヒットした!」
「ネットを取り入れたけどうまくいかなかった…」
といった、生の声が集まっていたそう。
そうして、
顧客獲得の方法を、会員同士が
コピペしあう
関係になっていったわけです。
「あの人がやって、うまくいった方法、
うちでも使えそうだからやってみよう!」
ってなわけです。
そう。
ビジネス戦略、戦術の「コピペ」の
場を、神田先生が作ったわけですね。
紆余曲折あって、この会はもう、
存在していません。
ただし、この実践会のコンセプト、
「うまくいった成功事例をコピペする」
というのは、その後、コピペされまくっています。
あらゆるジャンルで「○○実践会」が
出され続けていますよね?
つまり、
それだけ、他社の成功事例ってのは、
みんな知りたいと思ってるわけです。
しかも、
自分の業界の成功事例じゃない。
そんなのは、他社がやっちゃってる。
そうじゃなくて、自分が最初に、
他業種の成功事例をコピペして、
想像以上のシェアを獲得しちゃう。
知りたいのは、
他業種でうまくいった事例で、
自分の業界ではまだやられていない、
そんな新しいもの。
欲しいですよね?
僕も仕事柄、よく聞きます。
「業界が落ち目だから」って。
でも、よくよく聞いてみると、
そんな中でも稼いでいるのは、
新しいことをやってる会社です。
で、その新しいことって、
結局は、他の業種でうまくいった事例を
コピペして真似しているだけなんです。
文章にしちゃうと単純すぎる、
と思われるかもしれませんが、
実際のところ、そんなもんです。
他の業種の成功事例をコピペしてやる。
それだけ。
でも、そこで疑問。
「どれが成功事例なのか?
どうやって見分ければいいの?」
たしかに。
難しい質問です。
でも、答え方は簡単です。
誰が紹介しているか?
で判断すればいい。
自分が勧めたいから、
ではなく、
読む人の役に立つから、
という理由で、
正直に紹介する人。
これ、なぜか、
探してもなかなか見つかりません。
僕も脳内検索しましたが、
見つかったのは2人だけです。
ひとりは村上さん。
言うまでもない感じ。
もうひとりは、この方。
http://fbtw.me/Zi7GK3
「まー、間違いない」
と思いますよね?
コメント