あなたは、たったひとりで思索にふけるような時間、取ってますか？
僕はひとりでいることをまったく苦にしないタイプなので、
仕事で外にいるとき以外は、ほとんどひとりでいます。
電話をかけることもまずないし、かかってきてもあまり出ない。
最近、携帯電話各社が「通話定額」のサービスを出していますけど、
僕にはほぼ関係ない話です（笑）
コミュニケーションの中心は、
ChatWorkとFacebookとLINE。
で、
一昨日、ある人の話を聞いていたら、
「完全にひとりになって、自分と対話してみてください」
みたいなことを言っていたんです。
僕は上に書いたとおり、いつもひとりだしなぁとか思ったんですけど、
この方の真意は違うところにあって、
完全にひとり
なので、
情報がいっさい入らない場所に行く
ことを意味していたんです。
人と会わないだけでなく、
テレビもない、
ネットもつながらない、
あらゆる広告が目にはいらない、
モノもほとんどない、
そういう場所。
そんな場所、ある？
と思いますよね。
日常生活でそれに一番近い場所は、
たぶんお風呂だと思いますが、
お風呂場にもモノはあるんですよね。
だとしたら、いったいどこに行けばいいのか？
とか考えちゃいますけど、
ま、それはいいとして。
本題はひとりになる時間、についてです。
ひとりになる時間がない、という方は、
おそらく、他の人とつながっている時間ばかりになってます。
ということは、
自分自身とつながる、対話する時間を、
ほとんど持っていないんじゃないでしょうか？
自分自身とつながる
という言葉の意味、感覚もあまり持てないかもしれない。
もし、あなたがそうだとしたら、
なんとかしてこの時間を持ってみてください。
いままで経験しなかったなにかが得られるはず。
自分の中のどんなものと出会うのかは、
人によって違うと思いますので、
試してみてください。
逆に、
ひとりでいることが多い、という僕のような人は、
知らない人とすごす時間を取ってみることが、
ひとつオススメ。
僕の感覚なんですけど、
ひとりでいることが多いと、
他の人がなにを感じ、考え、行動しているのか？
そういう、他の人の現実がまったく見えないんですね。
自分と他の人は違う、ということはわかっていても、
具体的にどう違うのか？
というのがわからない。
なので、自分の世界が広がらない。
見えていなかった世界が見えないままになります。
問題はないかもしれませんが、もったいないですね。
これについては、
いつも同じ人としかコミュニケーションがない
という人にも同じことが言えると思います。
というわけで、
ひとりになって自分の内側を見つめる、
知らない人と接して自分の外側の世界を広げる、
どちらも試してみてください。
どちらもやってみると、
視点が変わる体験をしますよ。
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Mail from Yamato Suga
2014/10/24
発行者：須賀和
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