須賀です。
コロナ騒動の前は、
「人手不足」って言葉が
よく目に入ってきていました。
いろんなところで
人材募集してましたよね。
でも、いま、多くの会社では
「あれ、人あまってるな」
ってなってるんじゃないかな?
もちろん、事業が動かないから
仕事が少なくなってるのが
大きいとは思いますよ。
それにしても、あれもこれも
やるだけの人、本当に必要だった?
と感じる部分もあるのでは?
これからの流れとして、
求人市場に老若男女、いろんな人が
流れ込んでくるんじゃないかな?
そんなとき、受け皿になるのは
いったいどんな業種、職種なのか?
ひとつは農業なんですよね。
ただ、これは以前からある流れで、
所得格差による食料格差と、
安心安全な有機野菜などを求める
ニーズの高まりがある。
地域の共同菜園の話もちらっと
前に書きましたけど。
コミュニティの活性化の意味でも
広がりはあるでしょう。
けど、雇用につながる話か?
というと、そうでもない。
田舎暮らし、農業への話って、
「お金がなくても食べ物に困らない」
みたいな状況を作るための、
ある意味でセーフティネットかな、と。
健康で文化的な最低限度の生活、
を維持するって目的の色あい。
これはこれで参加していくのがいい。
僕も必要を感じています。
ただし、世界はまだまだ貨幣経済です。
使用価値の最上位には「お金」がある。
ツールとして便利なんだから。
自給自足の農村生活がいくら心豊かと
言ったとしても、大根10本でネットの
通信料は支払えないわけで。
やはりお金が入ってくる仕組みは必要。
そこで考えるのが、いかに自分が稼ぐか?
も大事なんですけど、雇用を生み出せるのは
どういったものか?ということ。
僕はずっとフリーランスで、経営者になって
人を雇いたいとか思ったことないんですけど、
思考実験的にもそう考えています、いま。
コーチ、コンサル、セミナー講師とかなら、
「オンラインでやっとけば」で
終わる話なんで、題材として面白くない。
働けなくなっている人たちに
どうやったら仕事を提供できるのか?
どんな仕事の内容ならお金の流れが
スムーズに作り出せるのか?
このコロナ騒動の制約が多い中で、
いったいどんな可能性があるのか?
強制再起動ではなく、
OSの強制アップデートをする。
考えはじめたばかりなので、
すぐに答えは出ないと思います。
ひとりで考えてても難しいかもしれない。
でも、この「問い」を持つことが
次の新しい生活の、社会のヒントになる
気がしているのですよね。
あなたも考えてみてください。
いいアイデアがあったら教えてください。
追伸:
ダライ・ラマの言葉をまた。
「人間性は停滞してはならない。
停滞は一種の死だからである」
コメント