あなたは、〆切を設定された仕事をやるとき、
どういうパターンで提出するでしょう?
僕は過去、スポーツライターという仕事をしていたので、
「〆切」という言葉に、ビクッと反応してしまいます。
最近の仕事の環境だと、〆切というよりは「納期」に
変わっていますが。
〆切、納期、どちらでも同じことですが、
これは、1分1秒でも遅れてはいけません。
絶対に、死守しなければプロとして失格です。
このスケジュールが遅くなる、ということは、
自分の次にそのタスクを引き受ける人の時間を
徐々に少なくすることにつながります。
もし、その遅れが積み重なると、
お客さんに提供するタイミングが遅くなり、
得られるはずだった売上が減ったり、
最悪の場合、信用を失います。
時間は厳守です。
〆切、納期は死守です。
(自戒もこめて…)
で、
〆切、納期を死守するためのスケジュールのやり方、
が、今日のメインのお話。
いろんな人がいろんなパターンで話していたりします。
ある人は、
納期に関係なく、
すぐに取り組んで、一旦出来上がったものを、
「叩き台」として、
すぐに提出します。
そうして、
方向性などのズレを確認して、
より良いものに変えて、
納期までに再提出します。
この方法でやる人は、
感覚的に、不安な人でしょう。
「こんな感じでどうですか?」
っていう、おうかがいを立てておいて、
相手の感覚とすりあわせてから、
本番のを提出する。
また別のタイプは、
納期ギリギリ、1分前に提出します。
この人は、
一発目は自分のペースで作ります。
納期の何日か前には叩き台の初稿を作っています。
でも、
先方にご意見うかがいとかはしません。
また、
自分でも改善、推敲、編集することなく、
完全のそのタスクから遠ざかって、
まったく関係ないことをします。
それで、
1日前になって、
戻ってきます。
間をおくわけです。
戻ってきたら、
離れていた間に取り入れたものなどを新たに追加したり、
自分が数日前に作ったものを改めて見て、
違和感を感じるところに手を入れたりして、
より良い状態に高めます。
で、
1分前まであれこれして、
一発勝負で提出します。
どっちのタイプがいい、
ということはないと思います。
依頼先の感覚によっても違うでしょう。
僕はどちらかと言うと、
後者のタイプ。
自分の中で揉んで、
一発勝負ですね。
もちろん、
不安なときや、
相手に合わせて、
事前に初稿を出して確認することもあります。
ただ、
こういうときに思いだすのは、
シンクロナイズドスイミングの井村雅代コーチの言葉。
「審判は一回なんだから
五回目でいいなんてダメダメ
一回でもう充分」
繰り返し改善していくことが大事、と、
よく聞くんですが、
「ファーストベストを打ち込め!」
っていうマインドセットも僕は好きで、
さらに言うと、
うまいことミックスしたら、
いい感じになると思っています。
ポイントは、
まずは自分のベストを出すこと。
それからフィードバックをもらって、
必要に応じた改善をすること。
ただし、
強気の姿勢を保つこと。
強気の姿勢は、
いまの僕の課題(^_^;)
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2015/06/16
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