あなたは普段、どういうキャラクターでしょう?
自分自身ではどういうキャラだと認識していて、
周りは、どういうキャラだと思っているでしょう?
僕は概して、
真面目で頑固
というのが一致しているようです。
不誠実なことはしない、というのがあって、
また、
自分の考えは曲げない、人の話は聞かない、
という部分もあります。
良くも悪くも、
表面に出ている僕のキャラはそういう感じ。
で、
ニコニコしていてフレンドリー、
世話焼きで感動しい、みたいなのは、
僕の普段のキャラからは対極にあります。
また、
人を騙してでも自分が儲ければいい、
自分さえ良ければいい、
というスタンスは、
なかなか取れない性格です。
そこで、
じゃあ、僕はいまのキャラのままでずっと
やっていけばいいのか?
というと、そうではありません。
むしろ、真逆を意識する必要がある。
いつも真面目なら、やんちゃなキャラを見せる。
いつも誠実なら、非道徳なキャラを見せる。
いつも頑固なら、テキトーに振る舞ってみる。
そういうのがあったほうが、
ギャップを見せることにもなるし、
自分自身の幅も広がるのです。
実際、過去に、
僕はあるプログラムの中で、
「家族を一家離散に追い込むヤミ金業者」
を本気で演じろ!
という指令を受けたことがあります…
実際に、それをやりました。
「金だ!!! 今すぐ! ここに金を持って来い!!!!!」
と叫びました。
この体験は、とても効果的なものでした。
自分が絶対にやりたいくないこと、
できないと思い込んでいることを、
安全な場所で疑似体験させてもらった。
それによって、
自分自身の振れ幅を知ることができた。
同じ体験をしてもらうことは、
現実的に不可能になりましたが、
できれば、日常の中で、
いつもならしないことを、
ひとつでもやってみてもらいたいと思います。
日常が難しい場合は、
海外に行くと、案外できたりします。
僕は、海外では、
お土産屋とかタクシーとか、
ガンガン値切り交渉します。
一個5ドルのものがあったら、
「二個買うから7ドルでいいか?」
とか言っちゃう。
環境が変わると、人は変われます。
というわけで、
タイトルの「極端な反対側に振れる」
ですが、
自分のキャラと対極のキャラを想像してみてください。
で、
それをひとり芝居でもいいので、試しに演じてみてください。
感じるものがあると思います。
反対側を体験すると、
現在の立ち位置が確認できて、
それに固執することもなく、
いいバランスが新しくできるようになります。
試してみてください!
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Mail from Yamato Suga
2015/11/14
発行者:
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