新年快楽

須賀です。

旧正月です。
中国語では、あけましておめでとうございます、を
「新年快楽」というそうです。

なんで中国語?と思いますか?
なんとなくです。

旧正月は立春に近い新月の日、
と定められているそうで、
去年は1月25日でしたけど、今年は2月12日。
来年は2月1日で、再来年は1月22日だそう。

毎年違うんだーって思いませんか?
でも、立春に近い新月の日、という意味では、
毎年一緒ではあるのです。

新暦(グレゴリオ暦=いまのカレンダー)を
基準にすると、日付が毎年違うんだね、
というだけの話。

ちなみに、新暦の日付の決め方は、
「3月21日を春分にする」ってのが
基本なんだとか。(たしか)

それ以前は、一年のはじまりは3月(=March)
としていたらしいので、時代とともに
カレンダー、暦って変わるんですね。

なので、新暦の1月1日って、
北半球では「ただの寒い日」でしかない
なんて言う人もいます。

太陽、月など、天体の動きから見ると、
大して重要じゃないみたいな意味で。

で、今日は何の話?かというと、
ここまで書いてみて決めてなかったんですけど、
基準の話かなと。

新暦で見れば、今日は2月12日、金曜日。
祝日と土日に挟まれた平日です。

旧暦で見ると、新しい年の始まり。
おめでたい日なわけです。

どっちを採用するのか?で、
今日に対するありがたみが変わる。

ちなみに、占星術の関連の人たちは
春分の日を一年のはじまりみたいに
捉えてたりしますよね。

いいとか悪いとかはありません。
その基準も自分で選べばいい。

そう。

基準って、社会的なものもあるけど、
個人的なものもとても大きい。

良い 悪い
正しい 間違っている
好き 嫌い
ふさわしい ふさわしくない
自分らしい 自分らしくない
などなど

こういうのって、あるひとつの基準を持つと
「どちらか」に分けたくなるもの。

それがいいとか悪いとかでもないです。

ただ、たまに考えてみるのもいいです。

その基準、必要かな?って。
役に立っているかな?という。

本当は大した問題じゃないはず。
どうでもいい基準に囚われている場合も
あったりするもんですよね。

自分に対しても、他人に対しても。

アンディー・ウォーホルさんは
「私はいつも『それは大した問題じゃない』
 という哲学をもってきた」
って言ってました。

新年だし、
気持ちよく、快楽に身をゆだねましょう。

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