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大人が成長し発達するには?

投稿日:

須賀です。

大人になって「発達」する、と聞いたら、
どのように感じるでしょう?

「ん?発達って、子どもの話じゃないの?」
と思って、違和感があるかもしれません。

たしかに、発達という言葉からは、
子どもの成長にともなって、できることが
増えていく、みたいな意味合いが一般的には
あるように思います。

ですが、「成人発達理論」という考えがあり、
大人になってからも発達するというのです。

結論から先に言うと、発達の段階によって、
「世界の見え方」が変わっていきます。

段階を上がるにつれて、より高い視点から
世界を見るようになっていくわけです。

これは、生まれながらにして備わっている
わけではなく、社会、世界との関わり方に
よって段階が上がるかどうか決まります。

順に説明していきますが、
「成人発達理論」という言葉は、基本的に
ロバート・キーガンさんの考えに基づくもの
として紹介されているものです。

が、僕が最初に教わって、加えて学んだ
いろいろを混ぜ合わせていますので、
一致するものじゃないと先に伝えておきます。

発達の段階の分け方にも諸説あります。

全部で「7つの段階」があると想定して
一段目から紹介していきます。

・・・
第一段階
・・・
乳幼児の段階。
自分とか他者とかの区別がなく、欲望に純粋に忠実。
気持ちよければ笑い、気持ち悪ければ泣きます。
とても純粋に超自己中心的です。

・・・
第二段階
・・・
子どもの段階。
自分と他者がいることに気づきます。
父、母などの家族がいないと生きられないことが
無意識にわかり、言うことが聞けるようになる。
いわゆる集団生活が送れるようになります。

・・・
第三段階
・・・
思春期の段階。
「自我」が芽生えます。
集団生活に対する反動や根拠のない全能感から
やたらとチャレンジングになったりします。
人によってはヤンキーになります。
自分という存在が大きく感じられるので、
当然、自己中心的な考えで行動します。

・・・
第四段階
・・・
社会人の段階。
自分は社会の一部だと認識します。
社会、組織の中で必要な役割を果たして
日々の糧を得て安定した生活を送ります。
自分がどうこう、よりも所属している組織の
ルールを重要視し、従います。
同時に、周りの人にも同じように、
ルールに従って行動することを求めます。
安定、安心な生活を維持することが大事。

・・・
第五段階
・・・
起業家の段階。
社会になにかインパクトを残したい、みたいな。
組織の中にいてはできないことを自分の力で
どうにかしたい、といった考え方。
「自分の力」を試そうとします。
安心、安定からリスクを取って行動します。
それによる経済的、精神的報酬を求めます。

・・・
第六段階
・・・
活動家の段階。
自分の力だけでは解決しきれない社会問題に
目が向き、行動を起こしていきます。
同じ信条の人とつながり、コミュニティを作って
より多くの人に広げていこうとします。
シェアやケアがキーワードになります。

・・・
第七段階
・・・
思想家の段階。
個別具体的な社会問題の解決よりも、
全体的な最適化を考えます。
特定のコミュニティに属さずに、
それぞれのコミュニティの調和を図ります。

ざっと紹介すると、このように。

第八段階もあると言われます。
聖人や仙人の段階、みたいな感じで。
老子とかがそうなのかも。

で、成長と発達の違いですが、
成長は横の広がりと思ってください。

第二段階の「子ども」が、読み書きを覚える、
第四段階の「社会人」が、英会話をマスターする、
みたいに、知識やスキルを身につけること。

その段階で使える手数が増えるイメージです。

第五段階で経営法やマネジメントを学ぶのも
同じ感じですね。

対して、発達は見え方の変化です。
視点が高くなって視野が広がる感じ。

赤ちゃんは自分と他者がわからず、
子どもは自分と他者がいると知り、
思春期には自分が他者と違うと表現したくなり、
社会人になると組織の中の自分を知り、
起業家は社会での自分の存在をアピールし、
活動家は社会の問題を解決しようとし、
思想家は社会全体を最適化しようとする。

聖人や仙人は、おそらく、瞑想してます。笑

どの段階がいいとか悪いとかではなく、
生まれながらの基本的欲求のバランスの
違いと同じで、段階にも違いがあるってこと。

段階によって目的が違う。
だから、考え方も行動も変わる。

日本の多くの大人は第四段階です。
ま、環境の影響を受けて第四段階までは
自然と発達していきます。

なにかのキッカケで環境が変わると
第五段階へ進んでいくわけです。

じゃあ、このことを了解した上で、
なにをどうしたらいいのか?

そもそも、なんでこの話してるのか?

その話は、また次回に。

 

<参考資料>
http://integraljapan.net/articles/JTA2018EgoDevelopment.htm

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