体験することは、ニオイを嗅ぐこと…

あなたは、スクリーンを通じて、どんなニオイを届けたいのでしょう?

もちろん、
テレビの画面からも、
PCの画面からも、
スマホの画面からも、
ガラケーの画面からも、
ニオイを伝えることはできません。

では、仮に届けられるとしたら、
どんなニオイを届けるでしょう?

何日か前にはてブしたこの記事↓を読んで、
ふとそんなことを考えています。
『なぜこんなにも広告とセックスは似ているのか』

この記事の中で、こう書いてあるんです。
・・・・・
僕たちは、自分たちの仕事に確実にフェロモンを付与し、
いい匂いなものとしてみんなに届けなくてはならない。
これがいちばんむつかしい。
・・・・・

いいニオイがする、ということは、
すごく重要なことだと僕は思っています。

人がなにかの行動や、体験や、人や、モノを好きになるときって、
きっと、そこに物理的なニオイがついていようといまいと、
いいニオイがするんだと思うんです。

僕は昨日、
ちょっとした農業体験をしたんです。

ほんの30分くらい、畑に行って、
レタスとルッコラを収穫しました。

最後にそういう体験をしたのって、
もしかしたら小学生のとき?
というくらいに久しぶりのこと。

このときにもいいニオイがしたんです。
いつもお皿に乗っているレタスとルッコラも、
いつもきっと、それなりにいいニオイがしているはずなんですけど、
収穫のときには、
摘んだ瞬間に、その切り口から出る新鮮な、
詩的な言い方をすれば、生命のニオイがして、
またそれが土のニオイと風のニオイと相まって、
なんともいえない。

僕は完全にインドア派で、アウトドアのアクティビティって、
まったく積極的になれないんですけど、
昨日のこのちょっとした農業体験は、
「もしかしたら、ホントはこういうの好きかも」
と、思わせてくれるものでした。

上で紹介した記事にもありますけど、
体験って、最終的にはニオイで判断している部分がある、
と、僕は思うんです。
ニオイというか、直感ですね。

理論的には納得できるんだけど、
どうにも気に入らない、というような場合って、
そのものが持っている特有のニオイが、
自分には合っていないってことなのかもしれない。

女性で例えると、
見た目もかわいいし、スタイルも好みだし、性格もいい、
他にもいろいろいいところがある、
だけどなぜか、
その人の使っているシャンプーだとか、
柔軟剤だとか、
香水だとか、
そういうニオイが気に入らなくて、
どうにも好きになれない。
こういう感じ。

逆もありますね。
自分のストライクゾーンからは離れているんだけど、
すごくいいニオイがして、なぜか気になっちゃう。

で、強引にまとめです。
あなたが提供している商品やサービスって、
どんなニオイがしているでしょう?

その商品やサービスを選んだお客さんは、
それによってどんな体験をして、
どんな感情を得ることができて、
そのときに、どんなニオイを嗅いでいるのでしょう?

物理的なニオイはないとしても、
スクリーンを通じては伝わらないとしても、
それをイメージしてみることって、
意味があるんじゃないかな?
と思います。

今日のメルマガはいっさい意味がわからない、
という方もいるかもしれません(笑)
なんとなく、感じ取ってください。

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Mail from Yamato Suga
2014/05/29
発行者:須賀和

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