あなたが死を意識するのはどんなときでしょう?
最近、身近な人が死に直面している、
と認識させられることがありました。
幸い、と言っていいのかはまだわかりませんが、
すぐすぐの死はなさそうで、ほっと一息、という
感じではあります。
こういうとき、自分自身の死、というものも
考えさせられるものではないでしょうか?
いまはまだまだ健康だから、
特に病気だと感じていないから、
前回の健康診断ではなにもなかったし、
という人がほとんどだと思います。
でも、つい先日、MLBのスターが、
フロリダ・マーリンズの大エースの
ホセ・フェルナンデス選手が事故で
亡くなりましたよね?
こういうことって、突然にあったりします。
ホセ・フェルナンデス選手って、
キューバ出身で、亡命してきたんでしょうね。
2011年にメジャーデビューして、
2013年には肘の手術をして1年半後に復帰。
今シーズンは絶好調で、ここまで16勝。
野球人生では死と再生って感じでした。
レッドソックスの上原浩治選手も、
昨シーズン苦しんで、最近復活しています。
復活、再生する。
こういう選手って、スポーツの世界では
少なくありません。
特徴、共通点はなにかな?
と考えてみると、ちゃんとあります。
もうすでに、タイトルに書きましたが、
「死」ですね。
誰かの名言に、
「あぁ、復活の前に死があるね」
というのがあって、なぜかそれを
よく覚えているのですが、なるほどな、
と思います。
復活の前、再生の前は、
停滞とかどん底じゃない。
その前は、死でなくてはならない。
ほんのちょっとしか残っていない、
ではなく、ゼロか、それ以下になる。
でなければ、復活はありえない。
会社で言ったら、V字回復するとかって
いうのは、延長線上じゃないんですね。
それまでの主力事業、メイン商品を
捨てる覚悟が必要ってことなんでしょうか。
個人でも、自分が「これだけは!」って
かたくなに持ち続けるなにかを手放す。
そのときも、ひとつの死になるでしょう。
多くの場合、それこそが「自分らしさ」
と呼べるなにかなんだと思いますが。
ここまで書いてきて思うのは、
僕も含めて、自ら死ぬ勇気というのは、
なかなか持てないものです。
だからこそ、復活、再生も難しい。
ただ、捨てざるを得ない状況、
一度、死ぬしかなくなった人は、
ちゃんと復活、再生していると思います。
そんな強制力、欲しくはないですけど、
もしあったら、飛躍できる。
欲しいような、欲しくないような…
んー、わかりません…。
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