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Mail from Yamato Suga
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須賀です。
子供みたいな遊び、最近していますか?
久しぶりにロバート・ハリスさんのTwitter https://twitter.com/harrisaphorism を見ていたら、過去の投稿にこんなものがありました。 「人は歳をとったから遊ぶのを止めるのではなく、遊びを止めたから歳をとるのだ」
オリヴァー・ウェンデル・ホームズ(アメリカの詩人、医学者)
読んだ瞬間、「いかん!」と思いました。
実は僕、子供みたいな遊びはもちろんのこと、大人の遊びも一切しません。
ギャンブルはしないし、麻雀もやらない。
ゴルフも興味がないし、ゲームにもまったく手を出さない。
キャバクラもクラブも風俗も行かない。
「なにが楽しみで生きてるの?」と聞かれそうです…。
そもそも「楽しい」という感情を求めていないと思います。
「楽しい!」と感じることって、ほとんどありません。
「楽しい」というのがどういう状態かがあまりよくわからないと言ってもいいかもしれない。
でも、僕は「楽しみの欲求」は強いほうです。
それを知的好奇心を満たすことで充足しています。
学ぶことが好きなわけです。
で、それによって得られる達成感や解放感を得たいと思っている。
と、ここまで書いてきて思うのは、中学生ぐらいのときから耳にしていた、
「よく学び、よく遊べ」
っていう言葉って、中・高生には理解できないんじゃないか?ということ。
どれくらいのバランスがいいのか?判断できないでしょう。
僕は正直、学生はとことんまで勉強したほうがいいと思っています。
いい高校に行って、いい大学に入って、大きな会社に就職できれば安泰だ、という昭和の発想がまったく通用しないことはわかっています。 大学なんて、研究者になりたいやつ以外は行く必要があると思えないし。
親が支払う学費の費用対効果は低い、と感じています。
だったら、なんで勉強しなきゃいけないのか?
答えはシンプルです。
選択肢が増えるから。
なにかのキッカケで、ある高校や大学に行きたいと思ったときに、自分の偏差値が足りなかったら絶対に入れないのです。
試験をパスできない。
だから、どの高校、大学に行きたいと思ったときにでも対応できるように、勉強して偏差値だけは上げておけ、と思うわけです。
ただ、この考え方は、当の学生たちには受け入れられません。
なぜか?
彼ら、彼女らはいつも、勉強しなくていい理由を探しているから(笑)。
最近では、「学歴は関係ない」という風潮が見られます。
僕も学歴は関係ないと思いますが、まったく勉強しなくていいとは思いません。
もっとも重要なのは、学生のときに「勉強の仕方」を身につけておくことです。
これ↑、大きな字で書いておいてください。
勉強の仕方、効率のいい学び方が身についているかいないかは、社会人になってから大きく影響を与えます。
飲み込みが早いとか、理解力があるとか、数字に強いとか、地理感覚があるとか、そういうこと。
そういう仕事に必要な基本的な能力って、勉強を通じて身につくものだと感じます。
実際、偏差値の高かった人は、仕事も教えやすいです。
なので、学生に言うべきなのは、「よく学び、よく遊べ」ではなく、
「とりあえず学んで偏差値上げとけ」です。
数学が日常生活にどう役立つかとか、そんなことは関係ないのです。
(数学は、難問を解いたときの快感を味わうための、一種のゲーム)
ほっといても遊ぶんだから、よく遊べなんていう必要ない。
このことは、大人でも同じことでしょう。
ほっといても自分の好きなことしてますよね、けっこう。
なので、遊んでるかどうかは気にせず、あなたもいっぱい学んでください!
おまけに、僕の大好きな格言を。
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教育が高くつきすぎると思うなら、無知を試してみればいい
by ドルフ・デ・ルース
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