あなたは、ヨウカイと聞いたとき、なにを思い浮かべるでしょう？
鬼太郎や目玉の親父やらだとしたら、
トレンドに乗っていない証拠です。
いま、
ヨウカイと言えば、妖怪ウォッチです。
でも、今日のテーマは妖怪とは関係がありません。
僕は以前、とある大手派遣会社で契約社員として
働いていました。
同じ会社なんですけど、
あちらの都合によって勤務先がコロコロ変わっていました。
最初は日比谷、次に丸の内、それから有楽町、最後は日本橋。
9時に出社しなければならない、とのことで、
寿司詰め状態を超えた押し寿司状態の電車に乗って通勤する
ことに大きなストレスを感じ、
また、
だんだんとそれが当たり前のことになっていったことに、
恐怖も感じた思い出があります。
で、
この大手派遣会社で仕事をしていたとき、
妖怪みたいなオツボネさんがいた！
という話ではありません。
この会社、派遣会社だけに、多くの個人情報を扱いますから、
そのあたりのセキュリティは厳しいんです（たぶん）
なので、
プリントしたあとに用済みになった書類で、
個人情報が載っているようなものは、
ちゃんと処理しなきゃいけないんですね。
そこで、僕が指示されていたのは、
「スガさん、重要書類はあそこのヨウカイBOXに入れてくださいね」
ということ。
？？？
ヨウカイ？
思わず聞きました。
「ヨウカイ？鬼太郎？」
すると、こう返ってきました。
「いやいやいや（笑）、溶かすんです。その業者さん行きのBOXです」
ここでのヨウカイは「溶解」だったんですね。
シュレッダーがオフィスにあるのではなく、
紙を溶かしてリサイクルする業者さんにお願いするってわけ。
セキュリティがそのほうが高いのかどうかはわかりませんし、
いまでもそうしているのかどうかは知りませんが。
なんで今日、こんな話をしているかというと、
昨日、僕がシュレッダーの作業を１時間くらいしていたから。
家庭用のシュレッダーって、紙が１枚しか入らないような、
ちょっとしたものなんですよね。
しかも、
うまいこと切ってくれてなくて、復元するのは超簡単。
これじゃ意味がない。
ひとりでシュレッダーするのは時間もかかるし、
あんまり意味がないとしたら、
あの大手派遣会社みたいな個人向けのヨウカイサービスは
ないものか？
と、思って検索しました。
いいでしょー、これ！
詳しく見ていませんが、
箱いっぱいになったら集荷依頼すればいいだけ、
ですよね？
今後はこれにします。
シュレッダーはもう、
お払い箱にします。
というわけで、
今日のメッセージを強引に考えてみると、
人が「めんどくさい」と思うところには、
ヒントがあるってことだと思います。
シュレッダーはめんどくさい。
解決するいい方法はないのか？
検索したら、いいサービスが見つかった！
このシンプルな流れ。
気持ちいいですよね。
ちょっとしたことの中に、ヒントは隠されている。
そう思います。
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Mail from Yamato Suga
2014/10/29
発行者：須賀和
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