【MfYS】デザインする

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Mail from Yamato Suga
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須賀です。

あなたは、ジョナサン・アイヴという人を知っていますか？

もし知っているとしたら、あなたはきっと、けっこうなApple信者です（笑）。

つい先日、AppleはiPhoneやiPad、iPod touch向けの新しいOS、iOS7を公開しました。
9月から使えるようになるという噂ですが、このiOS7をデザインしているのがジョナサン・アイヴという人なんです。

実は、彼はこれまでApple製品のハードウェアのデザインを担当していました。
製品の外観とその中身のパーツを組み上げるのが仕事だった、と理解するとわかりやすい。
iPhone5のデザインも彼の担当です。

その彼が、外側ではなく、ディスプレイに映る中身の部分をデザインするということで、iOS7は注目されていました。

そのプロモーション用の動画を見てみると、個人的にはすごくいいなという印象。
シンプルでムダのない「フラットデザイン」と呼ばれる、いま流行りのデザインを採用しているんだそうです。
（Windows8みたいな立体感のないやつ）

アイヴは、今回のデザインに関連して、こう話しています。
「真のシンプルさは混乱や虚飾を廃することからは生まれません。それは複雑性のなかに秩序をもたらすことなのです」

「複雑性のなかに秩序をもたらす」

つまり、こちゃごちゃしたものにルールを与えるってイメージですね。

このことって、自分自身にも適用できるんじゃないでしょうか？

自分のできること、やっていること、やりたいこと、そういったものが、多くの人はまとまりなく散らばっている。

それらに、一定のルールを持たせれば、有機的なつながりができてきて、相互補完できたりとかするんじゃないかと思うのです。

一定のルール、というのは、人で言えば「人生の目的」とか「ビジョン」とか「ミッション」とか「メッセージ」とか、そういったもの。

そういう核となるもの、軸になるものを明確にして、自分の秩序を持たせれば、いろいろとやろうとしていることなんかに一貫性ができて、結果的にシンプルになっていくはず。

自分自身がシンプルにデザインされるようになるわけです。

人生の目的を明確にしよう！とか言われるのって、つまりはこういうことですよ。
自分の行動と、その選択基準をシンプルにしましょう、ということ。

人生の目的とか、ビジョンとか、そういった大層な言葉を使うから構えちゃうのかもしれないんですけど、結局のところは、
「自分はどういうことができて、それによって、人にどんな価値を与えるのか？」
ってこと。

それも、いま何ができるのか？と、これからどうしていくのか？の2パターンがあればいい。

昨日の【誰？】にも通じるところですが、ここがはっきりすれば、すごく楽になります。

ぜひ、シンプルなデザインを採用しましょう。

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