あなたがもっとも充実感を感じられる場所って、どこでしょう?
それは地図上の場所かもしれないし、
いわゆる居場所=役割と考えてもいい。
僕は約一週間前、
こんなメルマガを書きました。
『なぜ?なぜ?なぜなの?』
https://yamatosuga.com/archives/923
で、この最後に、
「僕のなぜ?は、また明日書きましょう」
としておいたんですが、
結局書いていなかったんですね。
それを指摘されてはいないんですけど(笑)、
ふと思うことがあったので、
書いておきます。
ちなみに、
今日のメルマガは、あなたのためのものではなく、
完全に、
僕自身のためのものです…。
僕は高校生のときに、
エルネスト・チェ・ゲバラ
というアルゼンチン出身の革命家に心酔しました。
キッカケは、あの斜め上を見つめる顔がプリントされた、
Tシャツでした。
それを最初にどこで見たのかは覚えていませんが、
その顔がチェ・ゲバラという人のものだと知ったのは、
『メンズ・ノンノ』のTシャツ特集かなにかだった。
Tシャツのアイコンになるような、
そのチェ・ゲバラという人は、
いったいどんな人で、
なにをした人なのか?
それを調べに、どこかの書店に行ったはずです。
(当時は携帯もPCも持っていなかったので)
たぶん、大宮の大きな書店へ。
(押田謙文堂かな…?)
で、『チェ・ゲバラ伝』っていう本を買ったんですよ。
いまでも僕の手元にありますが、
奥付を見ると、
1998年10月21日第5刷
って書いてあるので、
高校3年生のときに、
しかも、
大学受験への勉強が大詰めのはずの時期に買ってる、
ってことになります(笑)
『チェ・ゲバラ伝』は、ドキュメンタリーなんです。
産まれてから死ぬまでの流れ。
どう生きて、どうして死んだか。
それがけっこう淡々と書かれている。
そのおかげで、チェ・ゲバラの人となりが、
だいたいわかる。
僕はこれを読んで、チェ・ゲバラのファンになりました。
革命に生涯を捧げた、男クサイ生き様に憧れを抱いたわけ。
で、当然のように大学には合格せず、
浪人生活を送っていたときに、
ラジオでロバート・ハリスさんを知り、
そのアウトサイダーとして「旅に生きる」みたいなスタンスに触発されました。
大学に進学して、大学院に進み、どこかの研究所に勤める
と想像していた将来に大いなる疑問を抱いた。
「この未来は求めていない」
と漠然と思った。
ただ問題は、
やりたくないこと
しかわからなかったこと。
「普通」の生き方はいらない。
だけど、
どう生きたいのか?
までは明確じゃなかったんです。
とりあえず、
ロバート・ハリスさんみたいに、
海外に行ってみようと思って、
お金を貯めるためにアルバイトをし始めた。
で、
もっとも効率よくお金を貯められるのは、
リゾートバイト
だと思って、
群馬の草津温泉にある温泉旅館で住み込みのアルバイトをしたんです。
僕がもっともよく本を読んだのもこの時期。
特にハマったのが、
沢木耕太郎とポール・オースター。
沢木耕太郎の『深夜特急』を読んだことで、
海外へのあこがれも強まりました。
それで、
細かい話は省きますが、
貯めたお金を全部つぎ込んで、
2002年の4月、約1か月の一人旅に出ました。
目的地は憧れのキューバ、ハバナ。
メキシコのカンクンまでの往復航空券といくらかの現金とT/Cだけ持って。
カンクンからハバナへのチケットは現地調達。
無事にというか、あっさりとキューバに入国して3週間ハバナで過ごしました。
カストロとゲバラ、カミーヨなどが率いる革命軍が、
ときの独裁者バチスタの政権に勝利して、
社会主義国家となったキューバの地。
写真で見たあの光景が自分の目の前に広がっていて、
感動と興奮の日々でした。
トラブルがあって、カナダ経由での帰国に変更することになり、
現地で予定をいろいろ変更しながらも、
その道中を楽しみ、無事に帰国できたことが、
自信にもなったと思っています。
また、このときに旅の楽しさを知ってしまったので、
帰国してからは、
「お金を貯めて、次はどこに行こうか?」
しか考えなくなり、
やっぱりまた効率的にお金が貯まるリゾートバイトで、
今度は山梨県の河口湖へ。
ここで貯めたお金を2003年5月から1か月間の
イタリア、ポルトガル、スペイン旅行に投入。
(ポルトガル滞在が3週間くらい)
この旅行のあと、再び河口湖でリゾートバイトして、
2004年の1月から、高校の先輩の誘いでスポーツライターに。
このあと10年間で、いくつかの職業を同時進行で体験しました。
2006年の12月から7年間は合宿型の能力開発トレーニングの運営。
これとその関連のセミナー、イベントで、
運営方法と音響、映像、などなど身につけた。
あと、時期はうろ覚えですが、
ある財団法人が主催する養成講座の事務局運営も。
このとき、9時17時で満員電車に乗って大手町の会社に通勤する、
なんていう苦行もしました(笑)
(ある財団法人が委託していたのが、勤務先だった大手派遣会社)
個別指導の塾の講師も1年チョットやりました。
主に中学生担当。数学、英語、社会、理科、どの教科も。
得意だったのは数学。
国語は「教えてできるようになるもんじゃない」と
思っていたので、教えるのは苦手。
さて、
じゃあ、
それでいまは何者なの?
という疑問も湧くかと思います。
ひとことで言うなら、
プロデューサー
なんですが、
実は、この肩書そのものには、
あまりしっくりきていない。
プロデューサーになろうと思ったのは、
約2年前から音響担当でサポートさせていただいている、
井口晃さんと、
1年前に受講した『プロデュース力養成講座』の講師で、
井口さんのプロデューサーである長倉顕太さん。
プロデューサーって、
なにをする人なのか?
僕の解釈では、
「ここではない、どこかへ」
連れていく人なんですよ。
水先案内人みたいなイメージ。
僕が「なぜ」それを選ぶのか?
答えは、
「ここではない、どこかへ」
連れていく人っていうのは、
ある種の革命思想があるから。
今を否定して、新しい未来に行きましょう!
って言うのが仕事。
僕がセミナーや講座、イベントに関わるのは、
その場所が、
まさに新しい未来へのキッカケになるから。
またそれは、
新しい、未知の世界への旅立ちでもあり、
その未知の世界への第一歩を後押しする。
それを手助けしたいと、
どこかで思っているわけです。
塾の講師も同じ発想。
だから、僕が好きなのは、
映画であり、本であり、セミナーであり、
そういう、
未知の、新しい世界を見せてくれるもの。
また、
未知の、新しい世界へ連れていくことが、
つまりは、
相手の<成長>を促すことになり、
僕にとっての「なぜ」になる。
僕の「なぜ」は、
成長
です。
自分自身の成長と、
相手の成長を促すこと。
成長とは、
「ここではない、どこかへ」
一歩踏み出すことです。
過去とは違う、新しい、理想の未来。
それを実現する、革命的思想、アイデア。
これを一緒に考えて、
具体的な行動を後押しする。
そういう存在を、
よくある肩書で書くと、
プロデューサー
ってことになるのかなと。
まとまったのか、
まろまっていないのか、
よくわかりませんけど、
今のところは、
こんな感じです。
「ここではない、どこかへ」
行きたいのなら、お手伝いしますよ。
・
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Mail from Yamato Suga
2014/07/18
発行者:須賀和
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