あなたは、どんなときについで買いをしてしまうでしょう？
ついで買い？
ってなかなか耳慣れない言葉でしょうか？
これ、
デパートなどでよく体験するものです。
なにかひとつの商品を購入したら、
「こちらもいかがですか？」
という提案をもらって、
「じゃあ、それもください」
って言って、買っちゃうやつです。
僕も昨日、
鎌倉で体験しました。
銭洗弁財天と佐助稲荷神社をお参りしたんですが、
その帰り、鎌倉駅のすぐ近くにあるドライフルーツのお店に
なんとなく入ったんですね。
そこで、
ひととおり商品を見ていたんです。
で、
試食ができるもので、気になるものを口にしていたんです。
僕はひとつの商品が気になって、
それを買うことに。
そしたら、
会計にときに、
試食できない商品のやつを、
店員さんが試食させてくれたんですよ。
それも気になっていたものなので、
言われるがままに試食。
「あ、美味しい」
と感じたんですよね。
そこで、
会計を済ませていったん店を出たんです。
でもですね、
最後に試食したやつが気になって、
またお店に戻って、
ついで買いしていました…。
これ、まさにアップセルってやつですね。
アップセルっていうのは、
要は、
「こちらもいかがですか？」
と提案して、購入に導くことです。
これはですね、
かなり有効なんですよ。
なぜかと言うと、
人は、なにかを買うと決めたときには、
ついでに他のものも買いやすくなっているんです。
その前の、
なにかを買おうと決めさせるまでのハードルは高いんですけど、
いったん買うと決めたら、
その他のオプションについてはハードルが下がる。
この心理を、
販売者側は利用するわけ。
あなたもなにかを売る立場なら、
必ず意識しておいてください。
ひとつ買う人は、
ふたつ目も買う可能性が高い。
アップセルの提案は、効果が高いです。
実際に、僕は昨日体験していますし、
あなたも過去、
同じような経験があるはず。
なので、
もしあなたが販売する商品を用意しているなら、
「こちらも一緒にどうですか？」
という商品も合わせて用意する。
有効です。
ぜひ、意識してみてください！
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Mail from Yamato Suga
2015/01/06
発行者：須賀和
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