あなたがいま、なるべく大きな書店に行って、
一冊だけ本を買うとしたら、なにを選びますか?
話題の小説でしょうか?(火花とか)
流行りの「脳」に関する本?
健康系のオマケ付き雑誌?
秋の連休に向けての旅行ガイド?
ま、いろいろあると思います。
ポイントはですね、
Amazonでいま欲しい本を買うのではなく、
わざわざ大きめの書店に足を運んで、
そこで一冊の本を選ぶ、ってことなんですよ。
僕はこれ、昨日やってみました。
大きいとは言っても、
デパートのワンフロアの書店。
ここを一時間くらいかけて、一周しました。
マンガ以外のほとんどすべてのジャンルの棚を歩いて、
気になった本があれば、iPhoneでAmazonのページを
開いてカートに追加しておく。
結果、全部で4冊をカートに追加しました。
で、最終的に、その中から
一番気になった本を購入。
それがなにか?
っていうとですね、岩波少年文庫の
『ピノッキオの冒険』
でした。
その前に、まだ読んだことのない
ミヒャエル・エンデの『モモ』が
気になったのですが、
目についてしまったのがピノッキオでした。
(ミヒャエル・エンデ、読んだことないかも…)
ピノッキオ、という文字が視界に入って、
思い出したのです。
僕が幼稚園、小学校の低学年だった頃、
母がいつも、夜寝る前に、布団に横になりながら、
いろんな童話を読み聞かせしてくれていました。
それを、兄と妹と一緒に聞きながら、眠りにつく。
で、
当時、僕が一番好きだったのが、
ピノッキオだったようなのです。
記憶をたどると、
「ピノッキオが好きなのね」
と言われていたような気がするんですね。
そこで昨日、書店で、
「ピノッキオって、そもそもどんな話だったっけ?」
と気になって、購入へ。
正直、その内容のほとんどがうろ覚えで、
最後にゼペットじいさんをクジラのお腹から救い出した、
ってくらいのことしか思い出せなくなってました(笑)
なんでじいさんはクジラに飲み込まれたんだっけ?
ピノッキオは、どうしてじいさんがクジラに飲み込まれたってわかったの?
とか、
謎だらけの状態…
実際の内容については、
これから読むのでわかりません。
「あ!そんな話だったっけぇ」
ってなるでしょう、きっと。
子どものころの自分自身が、
どんなところに反応していたのか?
探っていくのを楽しみにしています。
で、
書店で一冊だけ買うなら?
です。
もし、
なるべく大きめの書店に行って、
「童話」を一冊買うとしてら、
あなたはなにを買うでしょう?
いま頭に浮かんだその本以外にも、
忘れてしまっている、あの本が、
書店の棚には入っています。
また、
聞いたことはあるけど読んだことはない、
そういうのもあるでしょう。
童話でなく、絵本でもいいと思います。
もちろん、
絵本や童話が、子どもへの洗脳やプロパガンダ的に
使われることは理解しています。
ただ、
絵本や童話のコーナーに行って、
自分がどんなものに反応するのか?
を探るのは、とても刺激的な体験になります。
忘れていたなにかも、思い出すことになるでしょう。
とてもいいキッカケになると思いますので、
ぜひ、時間を作って、試してみてください!
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Mail from Yamato Suga
2015/08/29
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