須賀です。
お金って、将来的にどうなるのでしょうかね?
ホリエモンさんの本を読んで、頭の中が
ちょっとかき回された感じです。
この本です。
『これからを稼ごう』
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前半部分では現在の仮想通貨(暗号通貨)の
成り立ちがつづられています。
なにがどうなっていまの状況になっているのか。
仮想通貨の全体像を知るには入り口として
とてもいい入門書なのだと思います。
(他のを知らないので比較はできませんが)
後半の3分の1は、これからのお金と資本主義の
行く末について、ホリエモンさんの考察です。
これもとっても刺激的で、興味深いです。
ホリエモンさんの本、これまでほとんど
読んだことがないのですが、この本では
とても慎重に言葉を選んで書いているのですね。
誤解を招かないように、煽ったりせず、
淡々と事実と、ご自身の考えを分けて、
わかりやすく表現されているように感じました。
読んだ結論として、どう考えるか?
なのですが、どうやら「国家」の存在意義が
薄くなってくるなという印象です。
お金って、国家の信用の元に管理して
運用しているものです。
でも、仮想通貨の流通がもっと盛んになれば
これまでのお金にこだわる必要がなくなります。
とすると、どこの国のお金を持っているか?
が、重要な意味を持たなくなります。
円でもドルでもユーロでもない、もっと
価値の高い通貨を、それぞれの人が選択して
持つようになっていくようです。
僕もはっきりと理解したわけではないのですが、
どこかの国が管理する通貨を絶対視するより、
誰も管理していない相対的な通貨を持つほうが
もっと柔軟だという感じでしょうか。
そもそも、お金の価値が減っている、という話が
とても興味深いです。
お金って、そもそもが交換のための媒介です。
お金そのものに価値があるわけではない、と、
みんなどこかで聞いたことがあるはずなのに、
素直に受け入れられないところがあります。
僕もそうです。
戦中、戦後のプロパガンダが影響しているようですが。
貯金することが美徳って、戦中の刷り込みだそう。
国債を買わせるための誘導なんだとか。
で、これからは資本主義社会から評価経済社会へと
移行していくというか、すでにそうなっているそう。
「価値」を提供する人が評価されるわけです。
価値とはなんでしょう?
自分はいったい、どんな価値を生み出していくのか?
それを考えていく必要があります。
難しい課題ですが、考えていきましょう。
では、また。
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