須賀です。
メタする力、持ってますか?
物事を俯瞰して見る力のこと。
全体像を長期的な視点で見る、
みたいな感覚です。
抽象度の高い思考とか視点とか
言ったりもすると思います。
これがあるとないとでは、
ビジネスや人生設計などに
大きな影響が出てきます。
シンプルに考えると、メタする力が
ある人は物事を「長期的」に考える
ことができますので、目先の利益に
左右されることがなくなります。
長期的なライフタイムバリューを最大化
しようと考えるわけです。
なので、常に新規客を獲得していくような
広告費がかかりつづける戦略を嫌います。
ビジネスが進めば進むほど運営が
楽になっていくように計画します。
逆に、メタする力がない人にもメリットが
あります。
思考が短期的なので、限られた時間とリソースで
最大限の利益を上げるための行動が選択できる。
狩猟採集民のような刈り取り型にはなりますが、
とりあえず稼ぐことはできるわけです。
また、白黒はっきりした態度を好むので、
誰からもわかりやすいのもメリットでしょう。
長期的な視点になると、白黒ハッキリというのは
難しくなります。
今はこの状況の中にいるけど、来年は、3年後は
どうなっているかわからないのだから、ハッキリと
したことは言えない、となるのです。
短期的思考と長期的思考、どちらにも短所、長所が
あるわけなのですが、問題は、バランスが取れない
ってこと。
特に、組織の中では短期的に成果を出す人が
たいていの場合には求められていますので、
当然のように重宝されやすいです。
長期的思考の人は言うことも曖昧だし、短期的に
どうこうしようとしないことで、考えてることが
わからないとか、疎まれてしまうこともある。
どっちがいいとか悪いとかではないのです。
どちらもいるとバランスが取れるということ。
ま、長期的視点の人はそれでもどこかで
疲れちゃう可能性は高いのですが。
もし、短期的な思考の人しか自分の組織にいない、
という場合には、長期的視点の人を組織の外から
探してくることも考えると良いでしょう。
そうすると、今までにない視点で新しい計画を
提案してくれたりします。
それが刺激になって、組織がより良い方向に
変化していくことは充分にありえます。
長期的視点の人に心当たりがない?
なら、僕がお手伝いしましょう。
そういうの得意なんで。
気になったらご連絡ください。
では、また。
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