須賀です。
なにか新しいことをしようと
思ったとき、一番大事なこと。
それが今日のタイトルの
「小さく始める」です。
人は急な変化に抵抗します。
自分自身も嫌がりますし、
周りの人も心配します。
心配で済めばいいですが、
足を引っ張られることも多い。
「起業したい」と考えている
サラリーマンの方に対して、
先輩起業家からのアドバイスとして
「まず会社に退職届を出せ!」
というのがあります。
これはかなりハードです。
ベリーハードな選択肢。
「海外で困っている人の支援がしたい」
と言っている人に対して、
「とりあえず武漢に行け!」とか
言うようなハードさがあります。
いま「武漢に行け!」と言われたら、
自分の中でも強烈な抵抗が起きますし、
周りの人も全力で反対します。
抵抗と反対は当然のものです。
なので、行動に移すのは難しい。
新しい行動がされなければ
今の状況が変化するはずもない。
ってことで、アドバイスする側としては、
もっと手軽な、すぐにできる方法を
提案したほうがいいわけですよね。
例えば、ユニセフに1000円寄付する、
とか、そのレベルの話です。
すると、言われた方は調べます。
ユニセフって、そもそもどんな組織?
どうやって寄付したらいいの?
寄付がどんなふうに使われるの?
みたいなことがわかってくる。
実際に寄付してみると、
ユニセフの寄付金集めの広報活動がスゴイ
みたいなこともわかってきます。
そんなこんなして、いままでとは違う
世界の見え方がひとつ身について、
また新しい行動に発展していきます。
この連鎖なんですよね。
ちょっとした変化の積み重ねが、
長い目で見たら大きな変化になる。
雪だるま式、と言うと語弊がありますが、
イメージは近いでしょう。
人間は保守的な生き物です。
現在の安心、安定な状態を変えるのは
怖いし不安だし、嫌なのです。
それは自分自身だけじゃなく、
あなたの周りの人もそう。
あなたが急な変化をしようとしたら、
周りはそれに伴って自分に影響が
及ぶのが嫌なわけです。
あなたが今までのあなたでなくなることを、
周りは基本的に阻止してくるもの。
なので、周りに気づかれないように、
あなたも無理のない範囲で、小さく、
変化を始めることがポイントです。
変化を希望するなら、
覚えておくといいでしょう。
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