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Mail from Yamato Suga
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須賀です。
あなたはいま、どんなことにチャレンジしているでしょうか?
なにかにチャレンジ(トライ)していれば、失敗(エラー)はつきものですよね。
やってみたことすべてがうまくいくはずはない。
最善と思える方法を試して、失敗から学び、改善していくしかないわけです。
僕も先週末、新しい方法を試していました。
セミナーの内容をICレコーダーを使って録音するというもの。
案外簡単そうだと思いますよね?
どこかにレコーダーを置いて録音ボタンを押せばいいだけじゃん?とか思うでしょ?
これがそう簡単ではないんです。
セミナーの音を録音する場合はですね、音がどこから出るかをまず考える必要があります。
もちろん、スピーカーから出るんですよ。
なので、講師の近くにレコーダーを置くというのは選択肢から最初に消えます。
講師の生声を拾おうとするのではなく、スピーカーからの音を拾ったほうがキレイに聞こえる。
と、考えて、最初に試したのは、スピーカーのスタンドにレコーダーをつけて録音した方法。
これのメリットは、スピーカーから出るすべての音を録音できるということ。
でも、デメリットとして、レコーダーの近くにいる人の咳払いとか、ボールペンをカチカチしている音とかも、どうしても入っちゃうわけです。
で、次に試したのは、スピーカーに送る前段階の音響ミキサーから録音用のラインを引いて、レコーダーに入力する方法。
これだと、レコーダーの近くでどんな音を出していても(PCのタイピングの音とか)、ミキサーに入ってきた全部のマイクや音源の音だけが録音できるはずです。 ところが、です。
こうすると、電磁波だかなんだかと小さな「ノイズ」が入ってしまう。
気になる人はすごく気になってしまうんですね。
それから、もうひとつ試したのが、講師が使っているマイクの受信機から直接録音用のラインをレコーダーに入力する方法。
これはノイズもなく、クリアに声が録音できたんです!
でも、参加者の質問のときなど、他のマイクからの音なども同時に録音ができないんですね。
どの方法もメリット、デメリットがあり、これがベスト!という決め手はなかった…。
いまのところの結論としては、スピーカーの近くにマイクを設置して、そのマイクの音をレコーダーで録音する方法がいいのではないかと。
これが次回うまくいけば、セミナーの録音についてはOKということでいいでしょう。
うまくいかなかったら、他の方法をまた探します。
とまあ、ひとつの目的を達成するためには、いろんなパターンでアプローチしないとベストな方法には近づけないんですよね。
このことは、あなたも経験と観測から知っているはずです。
なので、いろんなところで言われる「トライ&エラー」というのは、繰り返し実践していったほうがいいんでしょう。
「こうするのがいいんじゃないか?」と当たりをつけてやってみて、うまくいかなかったら、別の方法を試す。
それでもダメなら、また別の方法を試す。
それでもダメなら、また別の方法を試す。
・・・
この繰り返し。
で、一番陥りやすいのは、最初の「こうするのがいいんじゃないか?」というのを考えるのに時間をかけすぎて、最初の一歩を踏み出さないケース。 これ、僕も多いんですけど、かなりの時間のムダです。
とりあえずやってみる。
これって、すごく重要なこと。
やってみると、具体的な失敗の形が出て、具体的な改善方法が見えます。
なので、チャレンジしたいんだけどまだやってないことがあるとしたら、まずは、とりあえずなにかやってみてください。
具体的な失敗をすることで、次のステップが明確になりますから。
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