これからの時代のキーワード

須賀です。

ちょっと前から言われていることですが、
これからは「リベラルアーツ」の時代とも
言われてますよね。

リベラルアーツって、日本語にすると
「教養」ってことになるみたいですけど、
要は、心の豊かさって話です。

こういう話をすると、
心の豊かさの前に生活(お金)の豊かさだろ
とか言われたりもします。

そういう考え方もあります。
否定はしない。

人によると思うんですけど、
どっちが先かはわかんないんですよね。

昨日は友人のアート展に足を運んだのですが、
そこで思ったのは、アート、芸術って、
鑑賞するものでもあるんですけど、それ以上に、
自分で表現するものなんですよね。

アーティストの作品って、自己表現でしょ?

それはひとつの刺激にすぎないのですよね。
いろんな芸術作品を見て、聞いて、感じて、
触れることで、自分の中にある感性を刺激する。

そうして、最終的には自分自身の表現に
結びつけていくことなんだと思うのですね。

なので、見て、聞いて、感じて終わりでは
ちょっと、もったいない。

刺激をもらったことで、自分の中から湧き上がる
なにかを表現していくことなんだと思うのです。

それはどんな形でも良くて、
「こんなのアートと呼べないよな」と
自分で思うかもしれませんが、目的は
「表現すること」そのもの。

絵、歌、ダンス、詩、俳句、文章、動画、写真、
ファッション、料理、いろいろありますけど、
なんでもいい。

自分が表現したいと思うものならなんでも、
表に出していいわけです。

この僕の文章だって、ひとつの自己表現であって、
アートではないですけど、メッセージとして、
「出してみなよ」ってだけのことなんですよね。

批判されるのが怖いとかあるかもしれませんが、
昭和の時代じゃないので、イヤな人と無理して
つき合わなくても生きていけますから大丈夫です。

リベラルアーツって、自分の中に教養を溜め込む、
みたいな話でもあるのかもしれませんけど、
それよりも、いろいろな刺激をたくさん受けて、
自分のアートを表現することかもしれませんね。

自分に刺激を入れるためにいろんなものに触れる。
そこからアウトプットしていくのが始まり。

アウトプットするためにインプットする。

なので、インプットがまずは大事なのです。
たくさんのアートに接していくこと。

文章術でも同じです。
「どうやったら文章がうまく書けるようになりますか?」
への質問の答えはひとつしかありません。

「よく読むこと、よく書くこと」
by 沢木耕太郎

これからの時代のキーワード、
リベラルアーツって、つまりは、
好きにアートを楽しみなよ、
くらいの話だと思っています。

自分を表現する楽しみを知るために、
まずはいろんなアートを楽しんでください。

芸術の秋なので。

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