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Mail from Yamato Suga
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須賀です。
最近（というか最初からかもしれませんが…）、選択理論心理学にまつわるネタを多く書いています。
なんでかなぁ？ と自分でも不思議なのですが、きっとこれは、必要とされているからなのだと感じています。
多くの人は人間関係に悩んでいます。
夫婦や恋人、親子、兄弟、同僚、上司、部下、ご近所、親戚、同級生や先輩、後輩といったところでしょうか。
それらの中に、噛みあっていない人間関係があると、ストレスに感じますよね。
もちろん、全部がうまく噛みあっているなんてことは現実的にはないのですが、噛みあっていないのが、自分にとって大事な人間関係であればあるほど、ストレスは大きくなり、長期間にわたるといろいろと問題が出てきちゃうと。
僕もそもそも「愛・所属の欲求」が低いので、人間関係にストレスを感じることが多く、それが選択理論心理学にハマった最大の理由だと思います。
子供のころから「みんな一緒に仲良しこよし」みたいなのが好きじゃなかったんですね。
基本的欲求ですから、いまだにそういうのは避けたいわけです。
なので、なんとかパーティーだとか懇親会とかアフターとかバーベキューとか正月の親戚の集まりとか、人がたくさんあつまってワイワイしている場所は、僕の「愛・所属の欲求」充足という意味では必要がないのです。
（行ったら行ったで、別の欲求を満たすために楽しもうとはしますが）
基本的には、特定の人との親密な関係があれば、充分に欲求充足できます。
で、話を戻して、この人間関係のストレスは、「適切な訓練を受けたカウンセラー」とのカウンセリングを通じて、けっこう軽減されるものです。
逆に、「うつ」の症状が出ているからと心療内科に行くと、向精神薬が処方されて終わりなので、本質的な解決にはなかなかいたらないことが多いようです。
（「風邪かな？」と思って病院に診察に行ってみたら、風邪薬を処方されたみたいな話）
実は、カウンセリングやセラピーに通うのは、スポーツ選手やビジネスマンがコーチングを受けるのと同じ感覚だと思っていいのではないかと僕は思っています。
カウンセリングもセラピーもコーチングも、基本は同じ。
クライアントに対して、「意識改革」と「行動変容」を促すのが目的なわけです。
この「意識改革」と「行動変容」は、精神的に不調でなくても、目標達成を目指すスポーツ選手やビジネスマンでなくても、日々の生活に取り入れていっていいはずです。
予防的な意味も含めて。
選択理論心理学をベースにしたカウンセリングの手法である「リアリティセラピー（現実療法）」では、現在と未来に焦点を当て、変えられることを変えていくことを対話を通じて促します。
過去を変えること、他人を変えることはできない、ということに対して、毅然とした立場をとっていると言っていいでしょう。
多くの人は、自分の不幸の原因が「他人に責任がある」と考えてしまうのです。
そう考えるほうが楽だからですね。
間違っているのは相手であって、自分は正しいわけですから。
そもそもです。
そもそもの話ですよ。
あのですね。
自分が正しいとか、相手が間違っているという考え方自体がナンセンス（死語）なんですよ。
僕もよくやっちゃってますが、相手をジャッジすることで得られるものってありません。
自分が不快になるだけです。
意味ない。
無駄です。
ジャッジするのではなく、健全な「あきらめ」をオススメします。
自分と相手は違う人間なんだから、考え方が違うのは当然で、しょうがないよってこと。
ここ、ポイントです。
大きな字で書いてください。
あなたと相手は違う人間です。
相手が夫でも妻でも母親でも父親でも子供でも、なんでもそう。
違う人間です。
それまでに生きてきたプロセスが全く違うので、あなたと同じ考え方を採用しているはずがない。
それを踏まえて、そんな相手と心地よく過ごせる方法はどういったものがあるか？
もしくは、そんなやつを気にせずに自分が快適でいられるにはどうしたらいいか？
いろいろあって、どちらもできそうにないなら、相手との関係をうまいこと切る。
最終的には、当然ですが、あなたがどうするかを判断し、行動を選択して、その選択に責任を負えばいい、というだけのこと。
相手がどうのこうのではない。
あなたがどうするか、でしかないのです。
あなたにしか、あなたの行動をコントロールすることはできません。
どういった意識を持ち、どんな行動を選択するかはあなたが決めてください。
そしてもちろん、あなたがあなたの責任を負ってください。
あなたがどんな人生を送りたいのか？
あなたの人生の目的がなにで、そのためになにをするのか？
あなたを笑顔に輝かせるのは、あなた以外にはいない。
あなたのすべては、あなたにかかっている。
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