非言語で伝わってます。

 
須賀です。

非言語のコミュニケーション、
自信ありますか?

メラビアンの法則、なんてものがよく
コミュニケーションの講座なんかでは
紹介されると思います。

話している内容そのものよりも、
声質、ボディランゲージとかのほうが
聴衆に与える影響が大きい、みたいな話。

なので、セミナー講師とか、セールスマンは
ロープレとかしてフィードバックもらって
全体的により好ましい見た目になるように
練習したりすると思います。

きっと、大きなポイントのひとつには
「笑顔」がありますよね。

感じの良い、ウェルカムな雰囲気の
穏やかな笑顔を向けられたら、悪い気が
する人って少ないと思います。

でも、同時に、あなたも経験があると
思いますが、「作り笑い」って、すぐに
見抜けますよね?

自分に対して親近感や好意を抱き、
仲良くなりたい、と思っている相手の笑顔と、
ただの営業スマイル、作り笑いと、
その違いはハッキリわかるはずです。

これ、なにが違うのでしょうか?

実は、ハッキリとした違いがあるのです。

なにか?というとですね、
「表情筋の使われ方」
だそう。

使い方、でなく、使われ方、としたのにも
ちゃんと理由があります。

この筋肉、意識して動かせる筋肉と
無意識で動く(意識的に動かせない)筋肉の
2種類があるのです。

作り笑いでも本当の笑顔でも、どちらも
反応している、使えている筋肉って、
「大頬骨筋」ってやつで、口角を上げる。

これは実際、意識して動かせますよね?

写真撮るときにも動かすでしょ?

で、意識的に動かせないほうの筋肉ですが、
「眼輪筋」という目の周りにあるもの。

本当の笑顔を人が見せるときというのは、
眼輪筋が収縮して目の周囲の皮膚が眼球の
ほうへ引っ張られ、ごくわずかに目尻の
しわが作られます。

「目が笑ってない」なんて言いますが、
まさにそのとおりなわけです。

作り笑いでは目で笑えないってこと。

この違いを人は訓練なしで直感的に
知覚できるようになっているわけです。

他にも、表情の読み取りについては
とても興味深い話があります。

人間の持っている表情のカタログは
生まれつきの標準装備で、無意識で
制御されるので隠すことができないそう。

詳しくはまた、気が向いたら書きます。

では、また。

 

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