世界で一番売れた本

過去、歴史上、もっとも売れた本で、
今も売れ続けている本って、なんですか?
 
答えをもったいぶる気はありません。
 
『新約聖書』です。
 
歴史上でいろんなバージョンで
版が重ねられてると思いますが、
累計販売数では圧倒的でしょう。
 
なぜこんな話をするのか?
というと、いつの世も、人々は
迷い、悩みを抱えているから、
ってことがあります。
 
その心のスキマに寄り添ってくるのが
宗教であり、現代では自己啓発の類であり
スピリチュアルのいろいろだったりする。
 
それはそれで役に立ちます。
 
気持ちが明るくなったり、
モチベーションが上がったり、
人間性が変革したりもするわけで、
タイミング次第で大きな効果があります。
 
じゃあ、デメリットは?
って感じで話を進めたいのではありません。
 
元に戻すと、世界で一番売れた本、
『新約聖書』のお話。
 
この内容が事実に基づいているかどうかはともかく、
時代を超えて、とっても多くの人の胸に響き、
影響を与えていることは確かでしょう。
 
だとしたら、そこからなにが学べるか?
 
ひとつの答えは、
どんな時代でも、人が抱える悩みは同じ
ってことなのかも。
 
究極的に、一個にまとめるなら、
人間関係
しかないのでしょう。
 
それをどう捉えるといいか?
を聖書は教えくれている、と。
 
東洋哲学でもきっと同じですね。
 
老子のタオは外界に対する自分のスタンスが
どうあるといいか?を説いている感じ。
 
自分の内側と外側の世界での話。
 
内側のあり方と外側のあり様。
 
現代は特に、外側のあり様に内側のあり方を
どう対応させていくのか?が問われている。
 
科学技術は発展しているけど、
それを使う人の倫理や道徳は伴っているか?
みたいな話です。
 
となると、じゃあどうすればいいのか?
って、人はノウハウやテクニック的な
ものを求めがちになります。
 
コミュニケーション法とか、
マネジメント法とか、
外側への刺激に対応するための話。
 
それはそれで有効なのですが、
ポイントになるのはもっと内側の話。
 
自分がどういう自分でありたいのか?
そのためにはどうしたらいいのか?
といった探求がある。
 
あり方があって、その上にやり方がある。
 
OSがあってアプリケーションがあるのと
同じこととも言えるでしょう。
 
どちらも大事なものです。
 
最新のアプリケーションがあっても、
OSが古ければうまく使えませんから。
 
で、タイトルの話に戻ると、
世界で一番売れた本、聖書からわかるのは、
あり方とやり方がどちらも大事ってこと。
 
しかも、
それらはどちらも最新版になってないと、
現実に即さないモノになっちゃうのです。
 
OSもアプリも、最新版にしましょう。
 
聖書そのもの?
タオイズムだけ?
 
アップデートしてもいいかも。
 
では、また。

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