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ポピュリズムの悪夢

更新日:

須賀です。

世界の政治のトレンドは
「ポピュリズム」だそう。

トランプさんもそうだし、
イギリスの新首相もまた、
ポピュリズムの人だとか。

ポピュリズムってなにか?
っていうと、日本語では
「大衆迎合主義」となる。

大衆迎合ってことは、
世間の、大衆の一番多い声を
反映すべく政治活動をする、
みたいな感じになるのですね。

つまり、世間で溜まっている
社会のいろんな不満や不安を
解消しますよ!って主張する。

そうすることで、支持を集める。

いまの日本なら、
「消費増税反対!」
ですよね。

とっても単純な話。

アメリカもイギリスも、
移民の問題を抱えています。

移民のせいで仕事が減った、とか、
治安が悪くなった、とか、
余計な負担を強いられてる、とか、
そういう不満があるのでしょう。

この不満をどうにかしよう!って
声を上げて、政策を掲げるのが
ポピュリズムの政治家ってわけ。

メキシコ国境に壁を作るとか、
ブレグジット強硬とか。

不満が蓄積してるんだから、
支持も集めやすいのですよね。

今回の参院選でも、
山本太郎さんが率いるれいわ新選組が
予想を上回る票を獲得した。

彼の主張は「消費税廃止」という、
わかりやすいものでした。

若者、貧困層に的を絞ってメッセージを
伝えたことで、若年層の得票が多かった
というデータも目にしました。

それがいいとか悪いとかいうことでは
ありませんが、作戦がそこそこうまく
はまったとは言えるのでしょう。

山本太郎さん本人は落選しましたが、
次の衆議院選にチャレンジすればいい、
との考えだそうで、またそのときにも
想像を超えるなにかがあるはず。

これまでにないなにかが起きるのは
とても楽しみで、ワクワクするものです。

が、しかし、
ポピュリズムは失敗します。

というか、過去、失敗してきました。

共産主義革命がそうです。

社会主義、共産主義を掲げて
うまくいった国家はないのですよね。
ソ連の崩壊で実験は終了しました。

その後、21世紀に近づき、ポピュリズム政権が
南米で誕生したのです。

膨大な石油埋蔵量を誇る国。

そう。ベネズエラです。

1998年に大統領になったウーゴ・チャベス、
彼は貧困層を救うための政策をバンバン打ち出し
実行していきました。

石油という資源が足元を支えてくれている中、
貧困層を救い、国家を成長させていくはずでした。

が、ベネズエラは財政破綻。
ハイパーインフレで自国通貨はただの紙切れ、
国民の10%が周辺国に流れ、
隣国のコロンビアだけでも130万人も!

もうどうにもならないのです。

石油の埋蔵量だけで見たら、
サウジアラビアより多くて、
現在、世界一なんだそうです。

でも、国家として崩壊してしまったので、
どうにもならない。

その発端は、
ポピュリズム=大衆迎合政策
だと言われている。

ポピュリズムに染まれば、
国家が崩壊する、かもしれない。

日本も、その未来をたどるのかもしれません。

いまの自民党を支持して、せっせと投票に
足を運んでいるのは、おそらく、ほとんどが
高齢者層なのでしょう。

そう考えると、もうしばらくは
自民党の勢力が強いままでしょう。

でも、時間の経過とともに、
勢力は移っていきます。

いま自民党を支持している高齢者層は
次第に「なくなって」いくので。

そうです。

これからは逆に、
山本太郎さんを支持する人たちが
多数派になっていく可能性がある。

天動説が地動説に変わっていったように。

山本太郎さんはきっと、
とても頭のいい人なんだろうから、
いまはポピュリズムを利用するのが
最善の策として選択してるのかも。

もちろん、現代のポピュリズムが、
未来にはもっと発展して、より進化した
大衆のための政策になっているかもしれない。

どうなるかはわかりません。

ただやはり、れいわ新選組の安冨歩さんが
おっしゃっていたように、「子どもを守る」
ってのが実現されていけばいいですよね。

未来を創るのは子どもたちなわけで、
子どもたちが健全に発達、成長できる
環境を整えていくのが、大人の役割であり、
愛の表現だと思うので。

ポピュリズムそのものは悪夢なんだけど、
そこには希望の種もまたあるのですね。
パンドラの箱、なのかもしれない。

いいことと悪いことは、同時に起きるんだな。

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