本当に「大丈夫」なの?

須賀です。

人って、人から心配されたとき、
つい条件反射で「大丈夫」と
答えてしまうことがあります。

僕自身も基本的にそうです。

メンタルが強いのか弱いのかわかりませんが、
けっこうな窮地に陥っているときでも、
大丈夫と思い込んで、どうにかしようと
もがいたり、逆に開き直ることもある。

「ま、なるようにしかならない」
ってな感じです。

それが良いか悪いかはわかりません。

うまくいく場合もあれば、
そうでない場合もある。

結果はケース・バイ・ケースです。

で、どんな状況の中にあっても
「大丈夫」と答えてしまう背景には、
やっぱり子どものころからの教育が
影響していると思うのですね。

人に迷惑かけちゃいけない
人に心配させちゃいけない
みたいな。

「心配したわ」とか言われたら、
なんとなく「あ、悪いことしたな」
って、感じちゃうようになってる。

自分がしっかりしてないせいで、
みたいに。

どうやら、これっていらない回路
らしいのですよね。

周りの人から客観的に見て、
心配するような状況に自分がいるなら、
聞いてみればいいんです。

「どうして心配してくださってるのか?」
って。

その答えによって、
聞いた相手がただの心配性なのか?
本当に自分が大丈夫な状況なのか?
が、また違った角度で見えるでしょう。

客観的に見て、本当は大丈夫じゃなさそう
って思えたら、遠慮なく頼っていいのかも。

相談してみたら、
あっさり解決策が見つかるかもしれない。

相談できる人や協力者を
紹介してもらえるかもしれない。

いろんなケースがあるでしょう。

人に話してみることで、自分自身が
状況を冷静に見られるようになって、
次の道筋が見えることもある。
(このケースは実際には多い)

また逆に、相談してみたところで
解決策がまったく見つからないことも
あるかもしれません。

それはそれで、
「一旦停止」のサインかもしれないし、
内観のタイミングなのかもしれない。

いずれにしても、
「大丈夫」という言葉は、自分自身に
使うのはいいとしても、人に対して
言うときには、コミュニケーションの
「断絶」を意味することがあります。

なので、会話を終わらせたいときなら
「大丈夫です」と言えばいいのですが。

相談したい相手じゃなければ、
「大丈夫」って言っとけばOK。

ただ、本当は大丈夫じゃないなら、
大丈夫かどうかわからないときは、
正直に「困ってます」とか、言えばいい。

即効性のある解決策があるかどうか?
わかりませんが、少なくとも、
現状を冷静に把握できるようになるはず。

あ、そもそも、
気にかけて声かけてるときに
「大丈夫」って返ってきても、
基本、信じませんけどね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました