あなたは、どんな家に住んでいるのでしょう?
一戸建てでしょうか? 
アパートでしょうか? 
マンションでしょうか?
なぜ、なんのために、 
今の家を選んでいるのでしょう?
そこでなければいけない、 
深くて強い理由はあるでしょうか?
同時に考えてみてほしいのは、 
あなたの肩書についてです。
「え?話が変わりすぎじゃない?」 
と、思われるかもしれませんが、 
すぐにつながりますので、あんまり 
気にしないでください。
肩書です。
あなたは何屋さんでしょうか?
僕は過去、しばらく、 
ビジネスプロデューサー 
という肩書を使ってきました。
いまでも、たしかに、 
この肩書に沿う業務があります。
でも、もう本道は違うかな? 
という気もしています。
プロデューサーの側面はあるけど、 
プロモーターという言葉が近いときもあり、 
コピーライターのときもあれば、 
作業員のときもある。
どれでもあるけれど、 
どれかに固定してはいない。
固定する必要がないのかもしれません。
一方、肩書の中には、 
○○家 
という方がいます。
建築家、作家、書道家、 
華道家、写真家、評論家、 
政治家、資本家、などなど。
他に、士の人もいます。 
弁護士、税理士、司法書士、 
弁理士、会計士、など。
で、たまに、両方にまたがるのがある。 
建築家と建築士 
政治家と弁士
これって、どう違うんだろうって、 
言われてみると不思議ですよね?
この違い、ちょっと前に教えてもらったので、 
受け売り的にご紹介します。
家の人は、自分は動かないで仕事する。 
士の人は、自分が動いて仕事する。 
ってこと。
最初に戻って、 
家の話なんです。
家というのは、 
人が住むためのもの。
そこには誰が住むのでしょうか?
ひとりで悠々自適? 
夫婦水入らずの空間? 
子供がのびのび育つところ? 
3世代が一緒に暮らすのか?
どうなんでしょう?
つまるところ、 
家もビジネスも共通している。
大きな家にはたくさんの人がいます。 
ということは、 
○○家 
は、家を持っているのと同じ。
その経営者は家長として、 
全体の経営に責任がある。
対して、士の人や、英語のerで終わる 
個人事業主は、家主ではない。 
言わば、職人的な仕事の仕方です。 
作品を作り上げることが仕事です。
対して、肩書に家を入れるとき、 
そこは人が住めるようにする、 
必要があるのでしょう。
ということは、 
その家に住む人を養う責任が出ますから、 
仕事の目的は、作り上げる、仕上げることでは 
なく、その商品を売ることであり、 
お客さんの役に立つことです。
家を持つこと、つまり、 
○○家を自認するには、 
それなりの覚悟が必要なのでしょう。
作ることを目的とした職人なのか? 
商品を多くの人に届けるビジネスマンなのか?
どちらが、より崇高である、 
なんてことは、ありません。 
その優劣はないと思います。
でも、 
どっちがいいか?は決めたほうがいいでしょう。
家を考える人なのか? 
家を建てる人なのか? 
家を売る人なのか? 
家を持つ人なのか?
他にもパターンがあるかもしれない。
そんな中で、 
スタンスを決めるといいでしょう。
もっといろいろ、深く考えて 
緻密に書いたほうがいいような気も 
しますが、まとまらないので、 
今日はこのへんで。
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2016/06/19 
発行者:須賀和
 
  
  
  
  

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