理想の平均的な一日とは…?

あなたは、どんな一日を毎日過ごしたいでしょうか?

よく、
自己啓発セミナーなんかでは、
「究極の一日」とか、
「最後の一日」とか、
そういうのをイメージして書き出す、
なんていうワークをやったりしますよね?

「究極の一日」は、
自分が人生の大きな目標を達成したときの、
人生で最高の一日のすごし方をイメージするもの。

「最後の一日」は、
死ぬときの話で、自分のお葬式で自分の人生を振り返って、
こういう人生を送ってきました…
ってのをイメージして書くもの。

これはこれで有効なワークですよね。

VAKを意識して、ビデオで撮影しているかのように、
その情景をイメージして書いていく。

年初の目標設定と合わせて、
こういった一日をイメージし直して、
書いてみたという方も、少なくないかもしれません。

これとは別に、
僕が最近教わって、
イメージして書いてみようと思ったワークがあります。

それが、
タイトルの「理想の平均的な一日」です。

これ、
タイトル通りなんですけど、
「こんな毎日だったらいいよなぁ」
っていう、一日をイメージするんです。

特別なイベントがあるわけでもなく、
大きなサプライズもない。

豪華客船で世界一周に出る日でもなければ、
あこがれの高級車が家に届くその日でもなく、
ビジネスの成功を象徴するイベントが起こる日でもなく、
大好きなあの人との結婚式の日でもありません。

「こんな毎日が送れたら幸せで充実感がある」
そんな一日です。

朝は何時に起きて、
まずどんなことをして、
朝食の内容はどういったもので、
午前中にはなにをやって、
ランチは誰とどんなものを食べて、
午後は誰とどこでどうやってすごし、
夕食は誰とどこでどんなものを食べて、
食後になにをして、
何時に寝る。

特別な一日ではなく、平均的な一日。
理想の状態の自分が、
いつもどんな一日を送っているのか?
それをイメージするわけです。

もちろん、
究極的な理想の平均的な一日もあるでしょう。

それはそれでイメージしてもいいと思います。

でも、
僕がオススメするのは、
一年後の理想の平均的な一日。

一年後には、
仕事、お金、人間関係、健康は、どんな状況になっていて、
そのときの平均的な一日はどんなものか?

もし、
その一日がありありとイメージできるとしたら、
それを裏付けるための細かい目標設定が、
ひとつにつながっていくと思いませんか?

多くの人は、今年こそは
月収100万円!とか、
年収1000万円!とか、
年商10億円!とか、
言いますよね。

けっこう、数字が先に来ている場合があります。

実は、
数字で目標設定をしているときには、
誰かと比較している場合が多い。

「あの人がこれぐらいだから、自分もこれくらい」
って感じ。

それよりも、
理想の平均的な一日
から考えてみてもいいんですよ。

そんな毎日を送るとしたら、
一日いくら必要で、月にいくらの収入が必要なのか?
そうやって、
他人との比較からでなく、自分の理想から考えてみると、
月にいくら、年にいくら、という枠が、
案外にも重要でないことに気づきます。

もちろん、
収入が上がっていけば、
もっと上に行きたいと思うようになるのかもしれませんが…。

結局のところ、
数字で目標設定をするのは重要だと思いますが、
もっと重要なのは、
数字の裏付けの部分。

こういう生活を毎日送っていたいから、
そのためには、
これだけの数字が必要。

順番を変えたほうがいいんじゃない?
ってことです。

人はイメージできないことは、
やろうとしません。

得たいイメージに向かって行動するもの。

数字を決める前に、イメージを持ちましょう。

目標設定には数字が必要、というのは、
イメージを計測可能にするため。

イメージが先です。

というわけで、
僕もまず、イメージを創ります。

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Mail from Yamato Suga
2015/01/09
発行者:須賀和

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