【MfYS】雑誌の楽しみ

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Mail from Yamato Suga
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須賀です。

あなたは、雑誌をよく読みますか?

実は僕、ライターのはしくれでありながら、雑誌をほとんど読みません。
最近では立ち読みもしない。
読むのはせいぜい、飛行機に乗ったときの機内誌くらい。
(JALに乗ったときはぜひ浅田次郎のエッセイを読んでください)

マンガ(少年ジャンプ)はたまに編集部でいただくので、『こち亀』とか、一話読み切りのは読むことがあるんですけどね。

それで、久しぶりに一昨日、雑誌を買ったんですよ。
昨日のタイトル、「きゃりーぱみゅぱみゅ」のインタビューが掲載されているとのことで、『AERA』を。
表紙もきゃりーぱみゅぱみゅでしたから、ロングインタビューなんだろうなと期待を込めてレジを済ませて家に帰ったわけです。

ページをめくって目的のページ辿りつくと、見開きに写真とキャッチ、リード、インタビューの冒頭が掲載されています。
インタビューを読みはじめて、次のページに移ってみると…

右上ページの一段目、しかも途中で終わってる!!!

そんなバカな!!!

このあとには、「海外で評価の高い日本の人、グループ」の紹介が続いていました…。

拍子抜け、という一言では片付けたくない心境でしたよ、そりゃ。

でも、頭を切り替えました。
「この雑誌は、きゃりーぱみゅぱみゅが入り口になっていただけで、自分に必要な他のなにかが書かれているんだ」と。

実際のところ、雑誌を読む楽しみというのは、自分が読みたいと思った記事そのものでなかったりします。
その次のページにあるコンテンツだったりするわけです。

普段なら自分のアンテナにはなかなか引っかからないなにか。

全然知らなかった誰かのインタビューかもしれないし、
ちょっとしたエッセイかもしれないし、
なにかについて掘り下げたコラムかもしれないし、
広告の場合だってある。

それをキッカケに、新しい世界が広がっていったりするんですね。

これって、雑誌に関わらず起きうることです。
新聞もそうですよね。
ネットサーフィンも同じはず。

自分が最初に気になったコンテンツだけでなく、その周りにあるコンテンツにも目を向けてみることで、新たな発見につながっていきます。

そもそも、僕がきゃりーぱみゅぱみゅに興味を持ったのも、振り返ってみれば、ネットのどこかで目にした「iTunesの海外のある国のランキングで1位になった」みたいな文字を目にしたから。

「なんで?」
というところから、『AERA』を買ったり、ネットで調べてみたりしていって、
「この人のマーケティングってスゴイんだな、参考になるな」
となったわけです。

なので、今日、もしコンビニや書店に行ったら、「なんとなく気になった」雑誌を買ってみてもいいかもしれません。
(僕はこういうのを「呼ばれている気がする」と表現しています)
そこに、新たな世界に通じる、新たな発見があるかもしれませんから。
気になったものがなければ、特に必要なものはないのかもしれません。

また、新聞でも、ネットサーフィンでも、いつもより範囲を広げて読んでみると、いつもとは違うなにかが得られることがあります。 それがいますぐに必要なものとは限りませんが、きっとなにかの役に立ちます。

いつもどおりではない方法で、新しい発見をしてみてください。

僕がきゃりーぱみゅぱみゅに呼ばれたように(笑)、あなたもなにかに呼ばれているはずですよ。

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