失敗の原因は最新の…

あなたがビクッと反応してしまうのは、
どんな単語でしょう?

だいたい、パターンがありますよね?

限定とか、
非常識とか、
破綻とか、
9割とか、
いろんなのが。

そんな中でも、
特に反応しやすいのは、
おそらく「最新」です。

新しさをアピールされると、
「それってどんなもの?」と、
ついつい興味を引かれてしまうものです。

なので、広告コピーでは、
あの手この手で新しさを創りだします。

新発売、
新発見、
最新版、
最新情報、
先端技術、
などなど。

今までにはなかった、
自分の知らない、
新しいなにか。

これに人は、どうしても
反応してしまう。

もちろん、僕もそうです。

新しいもの、というと、
世間一般、人類にとって、
という意味にとらえられますが、
実際は、もっと広い意味です。

つまり、
自分にとって新しいかどうか。

新しいと感じられると、
人は興味を持ち、手に取りたいと
思うようになります。

実際のところ、僕自身、
いま一番、関心を持っているのが、
マルクスの「資本論」です。

150年以上前に書かれた本だそう。

でも、自分にとって新しい、
これまでにない情報です。

小難しいことを論じるつもりは
ありません。

とってもシンプルに考えましょう。

人は、自分にとって新しいものが好き。

なら、相手が「新しい」と感じるような
オファーをすれば、興味を持ってもらえる。

結局のところ、
「こんなの初めて!!!」を
与える人が強い。

だけど、
ホントに強いのは古典なのかもしれません。
読み継がれる古典に真理があると考える人も
いるわけですし。

なんとなく、これ大事なことだと思って、
48日ぶり、855通目のメルマガを書きました。

ぜひ、今までに触れてこなかった古典から、
あなたにとっての新しさを拾ってみるのも
いいのではないでしょうか?

もしかしたら、
あなたにインスピレーションをもたらすのは、
100年以上前の誰かかもしれません。

すべてを味方につけていきましょう。

 
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2016/06/01
発行者:須賀和

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