須賀です。
前回のつづきです。
有刺鉄線から土地の所有について、
そこからルールを作った人が強い、
って話で終わりました。
これが自分にどんな関係があるの?
ってことなのですが、一言で言うと
「王」になりましょう、です。
よく、コーチ、コンサル、カウンセラー、
セラピスト、トレーナー、治療家など、
ライバルのたくさんいる業界に参入しようと
する人がいますよね。
もしかしたら、あなたもそうかもしれません。
こういうのって、最初からけっこう
苦労する人が多いんですけど、
原因のひとつが「コンセプト」というか、
差別化みたいな話。
USPとか独自の強みでもいいです。
要は、「オンリーワン」の存在であると
見せられるかどうか?がポイント。
ありきたりと思われてしまったら、
あなたを選ぶ理由はなくなってしまう。
だから、間違っても
「あなたの笑顔を引き出すハッピーコーチ」
とかやっちゃ駄目なのですね。
「売り上げ3倍に導くビジネスコンサル」
とかも。
治療家なら、最近では「腰痛専門」とかでも
もう駄目ですよね。
他の同業他社とどう違うのか?を
明確に見込み客に伝える必要があります。
そこでコンセプトなのですが、
・・・
誰のどんな悩みや問題を、
どのように解決して、
どんな明るい未来に導くのか?
・・・
を言語化したもの。
これが独特で魅力的だと、
誰で設定したターゲットの人が
「それならあなたに頼みたい!」
ってなる、と考えるわけです。
しかも、新しさが表現できると
なおのこと良いです。
「なんであなたに頼むといいの?」
と質問されたときの答えと考えても
いいかもしれません。
人との違いなんてあるかな?
と考えるかもしれませんが、
きっとなにかあります。
発掘すれば出てくるもの。
もともと特別なオンリーワン、
なので。笑
オンリーワンが設定できたら、
あとは自分の王国を築いていって
自分が王になっていきます。
宝地図で有名な望月俊孝さんのお話で、
「似たようなサービスがあっても宝地図は
あくまで宝地図なので、それについて
本当はもっとこうじゃないか?みたいな
指摘は一切受け付けない」
って聞いたことがあるんですよ。
宝地図の基準ではこうなんだ、と。
ルールを決めるのは王様ってわけです。
ただ、ここで勘違いしてほしくないのですが、
王様と言っても超自己中な独裁者になろう、
と言っているのではありません。
以前に紹介した『わたしは王』という本の
感じがとてもいいのですが、「公共性」が
重要なのです。
これをやることで、自分、周りだけでなく
社会にもいい影響を与えていくのだ、という
感覚を持ちましょう、ということ。
王様は国民の住みよい暮らしに責任がある、
わけですね。
なので、よりよい世界に導く、という意味で
「ゲリラリーダーになれ!」みたいな表現を
する方もいらっしゃいます。
言ってることは近い感じがしますよね。
このツールを使ってみんなで新しい世界に
向かおう!みたいなメッセージがある。
なんとなくわかりますかね?
マーケティングの基本のキみたいな
お話になりましたが、大事なことなので
ぜひ、自分自身のコンセプト、再考して
みられるといいかもしれません。
ちなみに、差別化のアプローチは2つ。
ひとつは、競合調査です。
ライバルが満たしきれていない、
見込み客の不満、問題、悩みの発見。
もうひとつが、自分の棚卸しです。
「自分はどんな資産を持っているのか?」
を書き出すのがいいです。
そう。
ブレインダンプしてみるといいのですよ。
今週末の開催分、まだ間に合います。
「急に行けることになった!」みたいな
タイミングのいい方、大歓迎です。
気になったら、どうぞ。
http://ymtsg.com/l/u/BD
では、また。
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