縁について

須賀です。

森信三さんの言葉で、
「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。
 しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」
ってのがあるんですよね。

僕はこの感覚が好き。

なので、
人間関係については積極的じゃないです。
消極的と言っても差し支えないレベル。

人脈を拡げるためになにかしたりとか、
わざわざしません。

知らない人が集まるパーティーとか苦手。

出逢うべきときに出逢う。
実際、そういうもんだと思うし、
そうでしかないのかもしれない。

一方で、自分から「つながり」を
作っていくことが大事!って人も
いるのですが、それもタイミング。

自分がどんな行動を選択するか?
それによって、どんな人と出逢うのか?
そこからなにが変わっていくか?

どちらのスタンスもありだと思う。

どっちがいいか?は、
わかりません。

ただ、ひとつ。

誰とどうつながるのか?
によって、次の展開は変わる。

なぜ、どうつながるのか?は、
これもやっぱりわからない。

じゃあ、縁ってなにか?

「見えないつながり」
なんですけど、ある意味では
生まれた瞬間に決まっているもの。

でも、日々の選択の積み重ねによって
変化もしていくんじゃないですかね。

人との縁だけでなく、
モノとの縁も、
場所との縁も。

僕自身、鎌倉に住みはじめて
一年がすぎたところなんですけど、
それ以前には鎌倉に住む自分を
想像したこともなかった。

で、ここでいろんな新たな人、
場所にご縁をいただいて、いま、
こうしていることができている。

同時に、来年のいまごろ、
僕はどこで何をしているのか?
わかりません。

それこそ、縁に導かれる。

成り行きまかせというか、
行きあたりばったりというか、
行きあたりバッチリというか。

漂流者のように生きている感じ。

それはそれでいい。
なるようになる。

同時に、縁ってなにか?
と考えたときに思うのは、
一種の波長なのかな、とも。

波長の合っている人、モノ、場所に
心地よさを感じるのかもしれない。

逆に、波長が合わなければ違和感がある。

これはきっと音合わせのようなもので、
人と人であれば、対話して調律することも
できるでしょうし、モノなら買ったり、
捨てたり、場所なら移る。

なので、あまり執着したりとか、
どうにかしようとする、変えようとすることが
余計なエネルギーの使い方になることもある。

もちろん、人からエネルギーを受けて、
自分の波長が変わることもあるでしょう。
良くも悪くもね。

そんなときには、きっと、
いったんひとりになって、自分の
基本に戻ってみてもいいでしょう。

部屋を掃除して、お風呂に入って、
ひとり静かに散歩して、シンプルな
食事をして、「丁寧」に過ごす。

きっと、いわゆるコロナの影響で、
多くの人はこれをやったと思う。

生き方、働き方を見直した人が
きっと多くいるはずです。

あなたもそうかもしれない。

その状態でつながる縁が、きっと、
新しい世界につながっている。

なんとなく、そう思います。

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