お金のない世界

須賀です。

元ZOZOの前澤さんが、以前紹介していた本で、
『お金のいらない国』ってのがあるんです。

で、最近もまた、前澤さんがどっかのメディアで
お金のいらない世界を作るのが目標、みたいに
発言されていたそう。

どんな世界なのか?は想像が簡単ではないけど、
ただ、世界の格差を生み出している元凶は、
きっとお金の存在なのかもしれません。

あと、「複利」が富の偏りをもたらすんだとか。

イスラム教ではいまも、複利での金貸しが
禁じられているそうです。

複利でお金を貸すことで、
持っている人はますます富み、
持ってない人はさらに貧する、
ってのを助長するわけですね。

だから、どんどん格差は広がっていく。

いまの経済の仕組みがこうなってるんだから、
そのルールの中でうまいこと立ち回らなきゃ
ってのが賢い選択だと言えるのでしょう。

個人や身近なコミュニティのレベルではそう。

ですが、大きな視点で考えると、
格差が広がっていくと、どうしても、
どこかで「リセット」のポイントが来ます。

暴動が起きるんです。
映画『JOKER』の世界です。

これは映画の中の話ではありません。
現実に起きうること、というか、
過去の歴史上、起きてきたこと。

貧民層の鬱憤がピークを超えたら、
富裕層への文字通りの「攻撃」が
始まる、のが繰り返されてる。

共産主義革命もそう。

いま、アメリカでは社会主義を
主張する人も増えているんだとか。

政治的にはポピュリズムがトレンド。

細かい違いとかにあんまり関心は
ないのですが、エネルギーがどんどん
溜まっている感じはしますよね?

いろんなところでデモが起きています。

資本主義の限界が近づいていて、
でも代替案は当然なくて、
新しい方向性が定まらなくて
混沌としている状態、かな?

資本主義については、過去に
シュンペーターさんが言ってます。
・・・
資本主義は
その成功ゆえに
自壊する
・・・
ってなことを。

人口の増加と成長を前提とした
システムは、地球のキャパオーバーと
同時に終了せざるを得ない、みたいな
ことでもあると、僕は理解しています。

食糧問題が危惧されてるくらいだから。

で、こないだチラッとシェアした記事には
「地球の人口はある時点で減りはじめる」
ってのがあったのです。

これは希望が持てますよね。

増えすぎた人口が、どこかの時点で
収まってきて、おそらくは未来の
どこかで最適化されるかもしれない。

もちろん、そんな先の未来には
自分は生きていないけど、
「あ、大丈夫なんだ」みたいな
変な安心感は出ますよね。

鍵のひとつは「女性教育」だそう。
女性に限らず、教育レベルの向上が
人類全体、地球環境の存続にとって
良いことは変わりなさそう。

グレタさんは叫んでたけど、
「君の世代には迷惑かけるけど
 その先の世代は大丈夫かもしれないから
 悪いけどがんばってよ」
ってなもんでしょうか。

ま、どんな世代だって、
それぞれに問題を抱えているもんです。

それを前の世代のせいにしても仕方がない。

いかに環境に適応するか?が、
最強の生存戦略であることは、
ダーウィンさんが教えてくれてる。

ここは「適者生存」の世界。
過去のルールに縛られていたら、
死ぬしかないのでしょう。
※弱肉強食ではないのです。

タイトルの「お金のない世界」が
実現するかどうか?はわかりませんが、
経済の形は多かれ少なかれ変わるでしょう。

とりあえず、イギリスがEUを離脱しそう。

アメリカと中国のにらみ合いとか、
香港、フランス、チリ、バルセロナのデモとか、
いろんな世界の動きがからまって、
変遷していくのでしょうね。

ただ、おそらく、お金がない世界になっても
食いっぱぐれないようにするためには、
農業の知識とスキルと経験が必要になるのかな。

それも、タネを買うスタイルじゃないやつで。

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