カイドクのお知らせ

人に紹介したい本ってありませんか?
もしくは、秘密にしておきたい本。

それくらい、衝撃を受けた、感銘を受けた、
スゴいと思った、人生が変わった、
そういう本です。

漫画やアニメでもあるかもしれません。

僕も何冊かあります。

その中で、一冊をあげるとするならば?

やはり、
『ワイルドサイドを歩け』
かと。

ロバート・ハリスさんが書いたもので、
若い頃に海外生活をしていたときの
様々なエピソードを中心に紹介しています。

僕はこのエピソード集が本になる前に、
ラジオでそれぞれを聞いていました。
浪人生のときなので、もう20年以上前。

「For those who are running away now」
→いま逃げているすべてのもの達に捧ぐ
という、セリフで始まるものでした。

このセリフは『エーゲ海の天使』という、
イタリア映画から引用したもの。
(監督はガブリエレ・サルヴァトレス)

久しぶりに観たいけど、手段がない…

で、なんでこの本を僕が挙げるのか?
というと、破天荒さとか、意外性とか、
日本では考えられないとか、そういう部分。

「え!?そんなことある?」ってエピソードがあるんです。
そういうエピソードを基本的には集めているんですけど。

僕はこの本を浪人中に読んだことで、
人生の角度が変わってしまいましたね。

「海外」に対する興味関心が高まったわけで、
浪人して受験に失敗したあと、再チャレンジする
気力もなくなっていました。

僕に、大学に行かないという選択をさせた本、
とも言えるのかもしれません。

ま、それはそれで良かったと信じて。

その後、フリーターになってお金を貯めて、
初めての海外ひとり旅に出ることになるのです。
目的地はキューバでした。

カルチャーショックとは、こういうものか。

そういう感じでしたね。
『ワイルドサイドを歩け』のあとに、
『深夜特急』も『何でも見てやろう』も
予習してましたけど。

本で読んだだけの想像ではわからんものが多い。
そりゃそうです。当たり前のこと。

現地=キューバに行ってみたい!
と思わせてくれた、その根本にあったのは、
『ワイルドサイドを歩け』という一冊の本だったのです。

本の力って、そう考えると大きい。
(この本とキューバには関係ありません)

でね、でもね、
自分の興味関心だけでは出会えない本って、
あると思いませんか?

僕が『ワイルドサイドにを歩け』に出会ったのは、
浪人中、たまたま聴いていたラジオで流れていたから。
ラジオを聴いてファンになって、本を買った。

そういう、
自分が生きてきた世界にはなかった、
新しいところにつながっていく本との出会い。

出会ってみたいと思いませんか?

そんなことができそうなイベントを企画しています。
12月17日(土)13時半から15時半
場所は大阪です。
(オンラインでの同時開催はしないと思う…)

どういうイベントか?

簡単に言えば、
参加するそれぞれの人が、
「自分にとって大切な本」
を紹介する場です。

カイドクをする場。
回読?会読?どっちかわからないけど。

それがどんな本で、
どういう影響があったのか?
などをシェアし合う。

あなたにとって大切な本が、
他の誰かにも大切なものになるかもしれない。

その逆もあることでしょう。

決して自分が手にすることがなかった、
魅力的な本との出会いが、きっとあります。

僕の企画段階です。
詳細はまた。

追記:
詳細コチラ
https://fb.me/e/37CITcTa6

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