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理由は後づけ、でっちあげ。

投稿日:

 
須賀です。

「あれ、これって、なんで買ったんだっけ?」
とあとになって思うもの、ありませんか?

僕もたまにあります。

クロネコヤマトの「ネコポス完了通知」メールが
届いて、「あれ、なに買ったっけ?」ってなり、
ポストを見て中身を開けてみてはじめて、
「あー、そういえばこれ買ったな!」みたいな。

いきなり話が変わりますが、最近、ネット通販で
「普通郵便」で商品を配送するところが徐々に
増えてきてますよね。

再配達の手間がかからないように、なるべく
ポスト投函で終わらせるようにしてる。

これ、送る側の希望というより、受け取る側の
希望として大きいようで、僕もなるべくポスト投函を
選んで商品を購入します。

なので、本を買うときはアマゾンで探してレビューを
ざっと見てから、購入は楽天ブックスの場合が多い。

楽天ブックスではポスト投函が基本なので、
受け取れなくて再配達の心配があまりないのです。

よく本をネットで買う人は、覚えておくといいですよ。

で、話を戻すと、買ったものを覚えてない、
みたいな話です。

覚えてない、とまで言わなくても、
ついつい買ってしまった、みたいなこと、
あると思います。

たとえば、ちょっとしたキッチングッズを買おうと
立ち寄った「ニトリ」で、目的のグッズ以外に
カーテンも買って帰ってきた、みたいな感じ。

そのカーテン、なんで買ったのか?と聞くと、
たいていの場合は「なんとなく」でしかないのに
色が良かったとか、模様が素敵だとか、今のに飽きてたとか、
もっともらしい理由を言うと思います。

しかも、ただなんとなくで買ったものなのに、
実際にかけてみると、部屋の雰囲気に合ってる、とか
ことのほか気に入って、「いい買い物をした」と
いい気分になったりもします。

そのカーテンの金額がそこそこ高ければ高いほど、
気に入る度合いも高まるでしょう。きっとね。

こういうの、しょうがないみたいです。

心理学の実験でも、自分で「考えて」出した結論が
周りの環境に大きく左右されていたり、社会規範に
従うように無意識になっていたりするのです。

ジャムの実験でこんなものがあります。

買い物客に2種類のジャムを試食してもらい、
ふたつのうちでどちらが気に入ったかを答えてもらう。

より気に入った、と答えたはずのジャムを再びすくって、
気に入った理由を細かく説明してもらったそうです。

しかし、ジャムの蓋には特殊な仕掛けがあって、
二度目の試食では気に入らなかったほうのジャムを
スプーンですくえるようになっていたのです。

この場合、すり替えられたことに気づくのは3分の1。

残りの3分の2は、最初に選ばなかったほうを気に入った
理由をよどみなく説明したそう。

なんか変な話ですよね?
最初に気に入らなかったほうを気に入った理由を、
なにも疑問に思うことなく語ってくれるわけです。

この手の実験、いろんなジャンルでありふれているそう。

選挙の実験でも、架空の似たような略歴で二人の人の
どちらに投票するか?と聞くと、圧倒的に「顔」で
選ばれるそう。

でも、選んだ理由を聞くと、顔以外のもっともらしい
要素(学歴とか実績とか、社会規範に合うもの)を
挙げて、説明する。

「自分なりの考えや主張を持っている」という人であっても、
その人の考えや主張なんてものは、大して信用できない。

作話という言葉があります。
記憶の空白を、真実であると信じるウソで埋め合わせること。

人間は、感情についての空白でも、作話をする。

自分自身や他人に大して、
「なぜ、あの車に乗っているのか?」
「なぜ、あの男とつき合っているのか?」
「なぜ、あのジョークに笑ったのか?」
といった質問に対して、自分で考えて答えます。

しかし、自分でわかっていると考えているその答え、
実際にはわかっていないことが多い。

その答えを説明するよう求められると、
またじっくりと考えながら真実を探すのだけど、
一部しか正確でないが、もっともらしい説明を
「考え出す」ものなのだそう。

あなたはなぜ、それを選んだのか?

その答えは、なんとなく選んだあとに、
後づけでつくりだされた、でっちあげ。

その可能性が高いということ。

人は自分のやっていることがわかっていない。
と、イエス・キリストも言ったそう。

誰のことを言っていたのか?というと、
自分を処刑しようとしているユダヤ人に対して。

この言葉に対しての解釈もいくつかあるでしょう。

だとしたら、どうしたらいいのか?

答えはあるようでないのですが、
意識も無意識も、疑いながら信頼する、
って感じだと思います。

意識で選ぼうとしていることも、
無意識で選ぼうとしていることも、
「本当かな?」と疑いを向けながら、
身体の反応にしたがって信頼する。

わかるようでわからないかもしれませんが、
それはそれでいいと思います。

それこそ、体感覚でわかるときがくるかも。

では、また。

 

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