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働き方、どうしますか?

投稿日:

 
須賀です。

勤労感謝の日の前日、とあるセミナーに
参加していました。

「働き方」が大きなテーマとなっていて、
ーWORK IS OVER !?ー
と銘打たれていました。

本編は三部構成で、
第一部「働くの今」
登壇者は『不安な個人、立ちすくむ国家』を執筆した
経産省若手チームの伊藤貴紀さん。
第二部「働いていたのか? 過去」
登壇者は文化人類学者の竹村真一さん。
第三部「働くのか? 未来」
登壇者は日立製作所でAIの研究をされている矢野和夫さんと
日本仕事百貨のナカムラケンタさん。

どれも興味深い内容でした。
というか、それぞれ独立した回にしてほしかったかも。

僕自身も、働き方って、ずっと考えているのですよ。

フリーランスになってから14年、
その間に契約社員とかしたこともありますが、
やっぱり勤め人には向いていない。
(ホロスコープでもわかるらしい 笑)

かといって、これまでやってきたことに
特別な愛着や情熱があるわけでもない。
(人のご縁で辿りついたからやっている感覚)

なので、最近知り合った方に教えていただいた
とあるお金の稼ぎ方ができるようになりたいと、
けっこう時間をさいて勉強しているところ。

そもそも、だいぶ前から気づいていたことですが、
僕、仕事するの好きじゃないんですよね。笑

極論かもしれませんが、ハウスハズバンドが
OKなタイプと自分でも思います。

奥さんが仕事に行っている間に家事して
ブログでも書いて、スカイプコンサルとかして
日々がのんびりと過ぎていく、みたいなの、
平気なタイプなんじゃないかと感じます。

ま、もし、実際にやってみたら、
半年もたないかもしれませんが…笑

話をセミナーの内容に戻すと、個人的に
インパクトがあったのは第二部でした。

登壇者の方が文化人類学者ってこともあるのか、
有史以来のヒトと労働、仕事の関わりについて
解説があったのですね。

資料として年表をくださったのですが、
これがとても興味深い。

それによると、紀元前5000年に
「都市国家の成立、労働力として奴隷が使われる。
 階級の発生、文字の使用」
がスタートしたとあるのですね。

ここで「労働」がはじまったということ、かな?

時代はグッとすすんで1517年のこと。
マルティン・ルターが宗教改革をおこなって
労働に宗教的な価値が置かれ、資本主義の萌芽。

この次に重要なポイントは、19世紀後半です。

1863年に奴隷解放宣言。
1865年に第二次産業革命。
1867年にマルクスの『資本論』発行。

大量生産の時代に移り、資本家と労働者の
「階級闘争」が激化していくわけですね。

これ、150年前にすぎません。
資本主義の本格的なスタートみたいな感じ。

1876年にはベルが電話を発明したことで、
工場と管理部門が同じ場所にある必要が
なくなったそうです。

本社は都市部だけど、工場は地価の安い
地方に作るってのがOKになった。

第一次世界大戦と世界恐慌を経て、
1933年にアラン・チューリングが
コンピュータの原型となるチューリングマシンを
論文で提示。

日本では1955年から「集団就職」の列車が運行、
このあと「サラリーマン」という言葉の発生と定着。

1970年に大阪万博で携帯電話の原型となる
ワイヤレスホンが展示されました。

1977年に個人向けのコンピュータとして
「アップルⅡ」をアップルが発売。
これ、40年前のこと。

1985年に男女雇用機会均等法が成立。

1995年にWindows95の発売でインターネットが
広がり始めます。

この1年前にAmazonが創業、2004年にはFacebook、
IT産業がどんどん伸びていく時期。

2008年にリーマン・ショック。

「ノマドワーカー」が現れだしたのは2009年だそう。

リンダ・グラットンの『ワーク・シフト』が2012年。

ここから未来の予想もあるのですが、
ざっと振り返ってみると、気づくことがあります。

いま、日本の一般的な、常識的な働き方って、
過去60年くらいのものでしかないのです。

正社員がありがたくて、非正規がどうこうって、
いま声高に叫びたい人がいるだけで、現実には
一過性のものでしかないのかもしれない。

もちろん、非正規で働く人の貧困が子供に連鎖して
悪循環になっている、みたいなことに対しては
対策が必要だとも思います。
(これは第一部で話されていました)

ここからの未来では、AIとのつきあい方もまた
同時に考える必要があるのですよね。

AIに取って代わられる職業についている人って、
うすうす自分はやばいと感じているはずです。

僕ももちろんそう。
マーケターっていらなくなると思うんだけど…。

ただ、ライターというか、作家寄りの文化的な
文章を書く人は逆に必要とされていくと思う。

人々はこれから「心の豊かさ」を追求していく、
という前提を僕は信じているので。

働き方。

AIとのつきあい方もあるのですが、
会社という組織とのつきあい方、
個人と個人のつきあい方、
そういったいろんなつきあい方の中で
自分がどういう立ち位置を取るのか?

そういうことだと思うのですよ。

会社にこだわる人は、その会社でないと
できないことがあるから、それを選ぶ。
ホンダでレースエンジニアやりたい、とかね。

そこに所属する必要はなく、
自分のやりたいことができるなら、
フリーランスになってもいい。

他の選択肢だって、これからいろいろと
自然に発生してきてもおかしくない。

ひとつ言えることは、
今、常識的と考えられている働き方は、
しょせん過去60年くらいにできたもの。

これからも同じ仕組みでいくだろうし、
それがいい、と考えるのはどうか?
ってことですよね。

いい大学に入って、いい会社に入れば、
一生安泰、なんてことない、ってのが、
むしろ今や常識になっているはず。

日産の株価は急落してるし、
ドイツ銀行は破綻のカウントダウンだそう。

すでに社会は変化しているわけで、
自分が採用したこれまでの常識に
しがみつくのは、時代遅れなのです。

いろんな考え方、やり方があります。

どうしましょうかね?

では、また。

 

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