仕事は愛の表現

 
須賀です。
 
新しいマインドセットを仕入れました。
 
それが件名の、
「仕事は愛の表現」
です。
 
これ、聞いたとき、ハッとする感じがありました。
 
多くの人は、「生活のため」に仕事をしていると思います。
 
食べていくため、毎月の支払いのために働いている、
そういう感覚ってあると思うのですよ。
 
養う家族がいる方の場合は特にそうでしょう。
奥さんが、子どもがいるから、がんばって働く、
それが当然だし、疑問にならないのかと思います。
 
 
ところが、です。
 
独身のフリーランスは働き方が異なるのです。
 
極端な話、自分以外の誰かのために働いていません。
(とまで言うと言いすぎかもしれないけど)
 
扶養する家族がいない、ということは、
仕事をするモチベーションが違って当然です。
 
モテたいから、
欲しいものがあるから、
いいところに住みたいから、
というのもあるのですが、
お金だけではうまく動けない感じもある。
(人によってはお金だけでいいのでしょうが)
 
じゃあ、お金以外にどんなモチベーションが?
と言えば、僕みたいなちょっと職人気質のタイプだと
「自己表現」みたいな話しになるのですね。
 
たしか、スティーブ・ジョブズの言葉だったと
思うのですが、「世界にヘコミをつける」みたいな
表現があったのですよね。
 
つまりは、なんらかのインパクトを残す、
ってことだと感じています。
 
 
人に死には2種類あると聞いたことがあります。
 
一度目は肉体としての死です。
心臓が止まったとき。
 
二度目の死は社会的な死です。
自分のことを知っている人がひとりもいなくなったとき。
 
自分という存在が世界の意識の全体からなくなる、
そのときが二度目の死なわけです。
 
僕は、これって淋しいなと思うのです。
 
これまで世界にヘコミをつけてきた人たちは、
決して二度目の死を迎えることはありません。
 
イエス・キリストも、
ゴータマ・シッダールタも、
ムハンマドも、
アイザック・ニュートンも、
モーツァルトも、
他にもたくさんいますけど。
 
そこまで壮大な話じゃなくてもいいのですが、
なんらかのインパクトは残したい、と思うわけです。
 
それがどんな内容かはわかりませんが。
 
 
で、仕事は愛の表現、なのです。
 
職人気質のところで考えれば、
作品を作ることは、作品に対する愛なのです。
 
また、作品を受け取る人に対しての愛でもある。
 
コーチングやカウンセリング、セラピー、
コンサルなどは、クライアントへの愛なわけですね。
 
なんかキレイごとみたいに聞こえるかもしれませんが、
結局のところは「価値を提供する」ことと一緒。
 
同じ意味ではあるのですが、
言葉の使い方で印象が変わるよね、
ってことですね。
 
 
というわけで、なんか最近、仕事がイマイチだなー
みたいに感じているとしたら、それがあたにとっての
愛の表現になっているか?と自問してもいいかも。
 
違うと感じたら、別の仕事したほうがいいね。
 
では、また。

 

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