新しい時代に「適応」するには?

須賀です。

先日の記事で、社会は
弱肉強食ではなく適者生存
と書きました。

ダーウィンの進化論にしても、
環境の変化に適応できた種が
生き延びているってことですね。

適者生存、適応のキーワードは
「含んで超える」
です。

いまのいろんな情勢に対して
批判的なスタンスが目立ちやすく、
わかりやすいんですよね。

でも、アンチの姿勢だけでは
次の展開が見えにくいのです。

反対を飲みこんで(含んで)、
「じゃあ、どうすんの?」
ってところを考えましょう。

ということで、ここ最近書いてきた
記事をまとめていきます。

そうすると、
「じゃあ、どうしたらいいの?」
の糸口が見えてくるはずなので。

一か月くらい前に、
「起業家支援に必要な2つの軸」
というのを前・中・後編に分けて
お伝えしました。

・収入の差はシステムの差
・能力の差は考え方の差
が2つの軸でした。

そこから
・自分をリノベーションする方法
・経済のあり方が人間のありようを決める
・なぜ、あの人はああなのか?
・大人が成長し発達するには?
・「停滞」を解消する
・小さく始める。
・復活するためには?
といったタイトルで書きました。

結局のところはですね、
「今まで通りから、
 これからへとシフトしましょう」
という提案なのです。

自分自身や周りの抵抗、反対は
あるのが当然なんですけど、
それでもなお、移行しようよ、
という話。

ここで疑問があるはずです。

「新しい社会ってどうなるの?」

その答えは、正直、
わかりません。

だけど、みんながみんな、
わかんない世界に入らされる、
というか、すでに入っている。

小難しい話をするならば、
資本主義経済の終焉が近く、
とりあえず社会主義的な思想が
台頭してきそうな雰囲気がある。

そうすると経済基盤が変わり、
「お金」の価値観が変わる。

そこから、
「価値」というものの
扱い方が変わる感覚です。

これまでは、
価格(=値段)の高いものほど価値がある、
と思われてきましたけど、
これからは、どんなものに価値があるか?
は、人それぞれで変わるってことが、
もっとハッキリしてくるように思うのです。

人それぞれで、欲しいものは違います。

2000万円のランボルギーニより、
200万円の大衆車のほうが実用性があり、
車税やガソリン、駐車料金など考えたら
むしろ、カーシェアが合理的、とか。

逆に、非合理なことのほうが、
これからは価値があるって考え方もある。

アートに対する造詣など、いわゆる
リベラルアーツが豊かさなんだ、とか。

モノ消費からコト消費への移行とか、
いろいろありますよね。

もちろん、「人並みの豊かさ」を
求めるのは基本的にあると思います。

高度成長期にみんながみんな
三種の神器を求めたような話。

ここからがポイント。

これからの話についても、
「みんながどうか?」を
引きずっている、と思いませんか?

今回のタイトルは
「新しい時代に「適応」するには?」
としました。

新しい時代の姿、形は、
わからないんですよ。

だから、
社会がどうなっていくか?
に合わせて自分を合わせていく、
みたいなスタンスは、はまらない。

周りがどうか?時代がどうか?
そんなのわかんない。

合わせる基準が、もうない。

だとしたら、どうするか?

その答えって、

「自分がどうしたいか?」
しか、ないんじゃないですかね?

極論だと思うかもしれませんが、
結局は、ここに着地するんだと、
僕は思いますけどね。

自分自身が価値あると思えるものを
追求していく。

もちろん、まだ資本主義経済の中に
いますから、生活していくためには
お金があったほうが圧倒的に便利。

じゃあ、
どうやって自分の信じる価値と
社会との折り合い、つながりを
作っていくのか?

つまり、自分にとって価値があり、
他の人も欲しいと思ってもらえる、
そういうなにかをどう生み出すか?

ここに焦点を当てて、抵抗を
飼いならして自分を新しい方向に
進ませていく。

で、あなたの場合は、具体的に
どうしたらいいか?

それについては、状況によって
まったく違います。

もし、気になるようでしたら、
お気軽にご相談ください。

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